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太宰治の神について

ens********さん

2014/7/1221:03:28

太宰治の神について

人間失格の「神様みたいないい子でした」は、(救いを表しているなんて説を読んだりしたのですが、私の見方を単刀直入に言うと)人間とは格が違うという意味での人間失格で、自分は神様みたいって言っている。
とも取れないかなと考えています。

①同じような感想を持った方はいるでしょうか?

私が思いつくくらいなのでいるとは思うのですが、ネット上の感想では見かけなかったので、そういう論を展開している書籍や解説等ご存じでしたら紹介して頂けたら嬉しいです。
もちろん、「私も」の一言から皆さんそれぞれの感想歓迎します。

②また、ここで出てくる神様、太宰作品における神様とはどんな存在なのでしょうか?

人間失格以外でも太宰作品に「神様」が出てくることが有りますが、基本的にはキリスト教の神(YHWH)と考えて良いのでしょうか。
クリスチャンでは無いようですし、正しく理解してはいないとか、
日本的な、アニミズム、お天道様的神様感も混ざってるとか、
何か論がある方また、扱っている書籍等ご存じでしたら教えて頂けたら嬉しいです。


太宰作品を沢山読んでいる訳では無いので、むしろほぼ初めて読んで気になったので、知らないことの方が多いと思いますがよろしくお願いします。

色々な感想お待ちしています。

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ベストアンサーに選ばれた回答

fuk********さん

2014/7/1309:28:50

①ちゃんと読んだ方が良い
何故、それまでが手記形式でありながら最後だけがマダムへの取材なのかを考えて頂きたい。
以前読んだ評論(タイトル失念)では、確かにあなたと同じように葉蔵を一種の神として描いたのだというものもあった。
だが、太宰作品の特徴が私小説的小説である事から考えると、要蔵とは自身の事であり、自らが切望していた他者からの理解を最後に希望として描いたと考えた方がしっくりくる。

⓶太宰治の神について
少なくとも人間失格の中に神(キリスト)の思想は無い。
太宰治がキリスト教に興味を感じていたのは、他作で扱っているので間違いはない。
ただ、それはむしろ神という存在についてではなく、人間の生きる苦悩を描く為のギミックとして用いていたに過ぎない。
故にキリストへの狂信や、神を愛すと誓いながら実際は苦悩する人間を描いている。
アニミズムというのはどこから抜粋したのでしょう。太宰作品からそれだけは全く感じないのだが。

何かの参考にはなるでしょうから
福永~著「太宰治論」
かなり思い込みが強く客観性に欠けるが、ある視点という意味では興味深い。

  • 質問者

    ens********さん

    2014/7/1312:52:28

    ご回答ありがとうございます。
    いくつか疑問がありますので、以下気が向いたらご回答お願いいたします。

    「葉蔵を一種の神として描く」と「要蔵とは自身の事であり、自らが切望していた他者からの理解を最後に希望として描いた」

    神様である自分を他者から認めて貰うという風に、この二つの意見は対立しない。つまり回答者さんの考えは私の意見を否定は出来ていない様に読めるのですが。

    「神」の用途については別の問題として、面白いと思いました。
    でも、今回は太宰治が考え使った「神」って何だろうと言うのが疑問です。

    アニミズムは抜粋ではなく、太宰治が日本人だからです。
    日本で生きて教育を受けていたら、どこかに影響は出てしまう様な気がしたから書きました。
    また、少なくとも多くの日本の読者は何の注釈もなく「神」と言われたら、YHWHよりもお天道様的なものを想像する事ぐらいは、太宰も考えて書いたのではと思うのですが、違うのでしょうか。

  • その他の返信(3件)を表示

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質問した人からのコメント

2014/7/19 18:05:36

降参 お二方とも回答ありがとうございました。
疑問が解消されるまで返信に付き合っていただいたので、
fukuouhyakuwaさんをBAにさせていただきます。
タイトルの分からない評論がとても気になります&お薦めいただいた本読んでみます。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

lit********さん

2014/7/1410:06:55

「人間失格」と思ったのは誰ですか?
「神様みたいな~」と言ったのは誰ですか?
語っている人物が違いますよね?
もし葉蔵が太宰自身であるならば、自分が神様だと言っていると考えるのは難しいのでは?やはり「救い」と考えるのが妥当でしょう。
質問者さんの考え方も面白いですが、書き手(手記と対談)をわざと変えている意味が無くなってしまいます。

神についてですが、キリストと断定する事は出来ないと思います。
だからと言ってアミニズムだと思った事も無いですが…
恐らく唯一神ではなく漠然とした存在なのでは?
私は読んだ時に神=ありがたい(素晴らしい)存在と言う解釈をしていました。
心の支えの様なものでしょうか…

うまく説明出来ていなくて申し訳ないです。

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