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永年保存書類の印刷に相応しいのはどれか(素人印刷)について教えてください

中田さん

2014/8/2122:15:40

永年保存書類の印刷に相応しいのはどれか(素人印刷)について教えてください

永年保存書類の「様式」を印刷したいのですが、①ゼロックス(コピー) ②リソグラフ ③インクジェットプリンターのいずれが一番耐久性があるでしょうか? ①は他の頁とくっつく心配 しています ②は専用インキですから昔の謄写版見たいなものですね ③は4色インキセットの安い機械です。なお、他に素人でできる耐久性のある印刷方法があれば教えてください。

補足「インクやトナーの耐久性で考えると、①のゼロックス(PPCのことですよね)が一番ではないかと思います。」御教示有難うございました。印刷面が隣の頁とくっつく(付着)ことを防止するのはどうすればいいのか教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

a12********さん

2014/8/2123:56:03

プリンタの修理屋です。

紙の資料を残す場合、他の方も言われているとおり、紙の質も重要ですけど、保管条件も重要です。

インクやトナーの耐久性で考えると、①のゼロックス(PPCのことですよね)が一番ではないかと思います。

紙の種類、保管条件を考えれば、耐久性を決めるひとつの要素として、分子量、空気に触れる表面積などが問題になってくるはず。
インクジェットプリンタの場合、顔料インクと染料インクがありますけど、顔料インクであっても紙の表面に凸凹が残すほどの厚みは出ないと思いますし、染料インクは紙の表面(内部)でほぼ分子の状態で存在しているのでは?
そうなると、空気に触れる面積は非常に広くなって、オゾンなどの影響で分解するスピードは速くなるでしょう。

次にリソグラフですが、SOIインク(大豆インク)がひとつのウリになっています。
「大豆インクは生分解性にすぐれ、自然に戻りやすい環境にやさしいインクです。」と、ありますので、長期保存には向かないかも知れません。
分解を促進する条件があるかも知れませんので、それをコントロールすればよいのかも知れませんが・・・・


PPCやレーザープリンタのトナーですけど、モノクロタイプとカラータイプでは若干組成が異なります。
キヤノンの例ですが、
LBP9650Ci 用ブラック : http://cweb.canon.jp/ecology/products/msds/lbp/pdf/tc-322bk.pdf
LBP8730i 用 : http://cweb.canon.jp/ecology/products/msds/lbp/pdf/tc-533.pdf

どちらにも共通しているのが、「スチレン・アクリル酸エステル共重合体」と「固形パラフィン」と「非晶質シリカ」。

この中で、「スチレン・アクリル酸エステル共重合体」が非常に多く配合されています。
ほぼ、成分のすべてといってもいいでしょう。
モノクロでは酸化鉄が半分近く入っていますけど、おそらく配合比率は重量比でしょうから、酸化鉄の比率は高くなっていると思われます。

この「スチレン・アクリル酸エステル共重合体」と言うのは、平たく言ってしまえばプラスチックです。
パウダー状に加工したものを紙の上にのせて、加熱・プレスして溶かして定着させます。
そのために表面に結構の凸凹が出ます。
逆に言えば、トナー全体として酸素などに触れる面積は文字の表面と裏面(紙に喰らい付いていますが)だけになり、表面積は小さいといっていいと思います。
プラスチックは分解しなくてゴミ処理などでも問題視されるくらいですので、長期間の耐久性に関しては有利と考えてよいでしょう。

ただし、欠点がひとつあります。
プラスチックは人工の高分子材料で、「分解しにくい」「長期間持つ」と掻いたものの、実は分子の崩壊はある程度の速度で進み、そのときにガスが発生します。
そのガスが自分自身の分子を破壊してしまうという現象も起こります。
他のプラスチックと触れていると、そちらのガスに影響して劣化が進むこともあります。

塩化ビニルのデスクマットの下に入れておくと、文字の部分が塩化ビニルにへばりついて剥がれるのは、この現象です。
また、湿気っぽい書庫で保管して、紙が湿気を帯びた状態でも、同様の現象が起こります。
両面印刷して、重ねた書類のトナー同士が触れると、お互いのガスで溶かしあってくっついてしまうわけです。
これを何とかすれば、トナーが一番もつだろうと思います。


保管の年数の問題もありますけど、10~20年程度なら、インクジェットプリンタでも充分持ちます。(モノクロの話ですけどね)
私がこの仕事を始めて20年くらいになりますけど、最初のころに作ったインクジェットプリンタの資料は今でも使える状態で残っています。
少なくとも10年は楽勝です。
ただし、キチンとファイリングして、湿気の少ないところに保管していますけど。

他の方も言われるとおり、USBメモリにでも保管しておき、10年程度ごとに印刷して残していくのが現実的でしょうね。
また、それ以上保管しなければならない書類は何があるのか、いささか疑問ではあります。

  • a12********さん

    2014/8/2209:44:05

    色々と書いて、分かりにくくなってしまいましたけど、トナーの安定性が有利になってくるというのは(おそらく)50年とか100年という単位の話。
    インクジェットプリンタのインクが自然に分解してしまうのだって、見えなくなるという事なら20年以上はかかると思います。


    必ずしも貼り付くものではありません。
    保管状況の影響も大きいでしょう。

    常識的には、乾燥した冷暗所保存でよいですが、より確実性を求めるのなら、

    可能なら両面印刷を行なわないこと、1ページづつ袋(クリアフォルダー)に入れる。
    クリアフォルダーでは、「トナーが貼り付かない」と言うことを宣伝していた時期があります。(今は、常識になったのか、あまり見かけません)

    ただ、普通に市販されているポリ袋でも充分。

    製本したものなら、ページとページの間にポリ袋を1枚づつ挟めばよいでしょう。


    あくまでも、理屈の上での話です。

返信を取り消しますが
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質問した人からのコメント

2014/8/28 20:36:12

お礼が遅くなりましたがお詫び申し上げます。

ベストアンサー以外の回答

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sak********さん

2014/8/2122:32:38

トナーやインクと同時に紙も重要だと思いますね。

> 紙の酸性劣化
http://life.too.com/item/crescent/kami.html

液状のインクは品質劣化しやすいように思えます。

様式だけ残すなら、PDF等の電子情報で残せば、劣化しません。ただし10年に1回とか定期的に記録メディアを交換する必要はあります。

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