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魏晋南北朝時代の英雄について。

フルボッコちゃんさん

2014/12/2602:11:45

魏晋南北朝時代の英雄について。

以下の時代と地域を代表する名君と名将をそれぞれ教えてください。名君=名将だったり、どちらか片方だけや、一部の時代限定でも構いません。
川勝義雄『魏晋南北朝』が中々難しく、読む取っ掛かりを得たいので…。

①3世紀の華北
②3世紀の江南
③4世紀の華北
④4世紀の江南
⑤5世紀の華北
⑥5世紀の江南
⑦6世紀の華北
⑧6世紀の江南

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ベストアンサーに選ばれた回答

2014/12/2801:49:30

itoku888のおっしゃることもごもっともで、人が歴史を作るのではなく、時代がその人を必要としたとか、そういうようなことが歴史には多いですよね。

そういう観点からみると、名将や名君でなくとも、重要な役割を担った人というのは少なからずいます。私が消去前の回答の返信で書いたのはそういうことなんですけど、でもやはり人間が人間のかかわる歴史を考えるにあたって人間を無視するのはなかなか難しいことで、質問者さんが人物を通して時代を見ていくことについてはとやかく言うつもりはありません。

それでも、個人の力ではどうしようもない時代のうねりとか、国家間のかけひきとかがあるわけで、AがBに対して甲と乙という手を使って優位に事を進めようとしても、Bも丙という手で向かってくるわけですし、そこにCやDがあの手この手で介入してくる、という、多層で多角的な空間ベクトルというかジャングルというか、そんなのが繰り広げられるのが乱世の面白さであり、魏晋南北朝の魅力の一つだと思うんですよ。

たとえば、後秦は北魏との決戦に負けて勢力を落とし、夏が自立します。その後、劉裕が長安を陥落させたことが後秦の滅亡につながるわけですが、保持できずに夏国が勢力を伸張させ、同時期に前後して北魏が後燕→北燕をブルドーザーのごとく削っていった結果、華北は北魏と夏の二強時代に突入していきます。その後、夏国に圧迫された西秦が北魏に救援を求めたら、北魏の攻勢を支えられなくなった夏国軍が西秦の領内になだれ込んできて西秦は滅亡してしまうとか、思惑がうまくいかずにあさっての方向の結末につながったりするわけです。

こういう流れを知った上で、このとき北魏の長孫嵩と叔孫建はどんな役割を担ったのか、とか、慕容垂、いくらなんでも強すぎじゃね?? とか、肉付け的な感じで個々人を調べていくのが私は楽しいと感じます。

そういう観点から重要な人物を見ていくと、十六国時代序盤は劉淵と石勒が最重要かと思います。また、冉閔の存在は強烈です。

十六国時代の半ばは王猛がカギでしょう。苻堅は名君ですが、前秦の華北統一のときの各勢力や、淝水の戦いで前秦が崩壊したときに自立した連中との接続部品という感じが私にはします。王猛によってはめ込まれた歯車の一番大きなもの、みたいな。

江南だと、東晋はパワーバランスが国家安定のカギであり、建康と北府、西府のパワーバランスが重要で、この人が最重要、という一人を挙げるのは難しいです。庾亮の兄弟、陶侃、桓温、劉牢之、劉裕といった連中が関わってきます。
まぁ、パワーバランスに関しては、ここに北来の士大夫と江南の士大夫、寒門といったあたりも絡んできますし、基本的に南朝も梁まではパワーバランスが重要になってきます。

長く書きすぎてもアレなので、他のキーマンを挙げていくと、北魏中期は孝文帝であり、末期は爾朱栄です。東魏は宇文泰、北周は宇文護と武帝。東魏は高歓、北斉は皇帝が全員酒乱の殺人狂だと思っておけばそれでいいです。

梁は武帝と「侯景の乱」関係の連中を抑えれば問題ないです。特に侯景は、名君でも名臣でもありませんが、この時期の中心人物です。陳は建国時点でじり貧ですから、詳しく調べないのであれば必要ないでしょう。『陳書』の武人連中はほれぼれするほどいぶし銀ですけどね。

うーん。文化史が全く入っていない…。六朝は文化史が楽しいんです。

こんなところでいかがでしょうか。

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質問した人からのコメント

2014/12/28 10:59:45

御回答ありがとうございました。
侯景がザッと読んだ時に最も印象に残っていたので、そこから始めてみようと思います。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

ito********さん

2014/12/2723:24:22

挙げても良いのですが、それ以前に「名君」や「名将」にこだわる理由はなんなのでしょうか。
この時代明君・名将よりずっと残虐な君主、暗君、愚将が多いです。
なぜそうなのか、考えてみる気にはなりませんか?

歴史に名君や名将を求めるのは、はっきり言って「英雄史観」に堕しています。
そういう幼稚な歴史の見方を脱却して、本当の歴史を生で見てみる、そういう見方をしようとは思いませんか?

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