①オーソドックスなことしか聞かれません。「自己紹介してください」「どうしてこの学部に入りたいのか？」「趣味は？」「今までで一番頑張ったことは？」という感じですね。あとは試験官の興味次第で、「それはどうやってやったの？」みたいな深く掘る質問が出てきます。ただ書類審査が通って面接まで行けている状態なら、自然体の自分を出していけば問題なく合格できます。「自分は、何がしたい、何ができる、どんな人間なのか」ということを面接までじっくり考えてみてください。それができていれば、大抵の質問は答えられます。一番悪いのは、自分を偽ることと、見栄を張ることです。きちんと、悪い部分も含めて「自分とはどういう人間なのか」を誠実に伝えるようにしてみてください。 ②異文化の小論文対策はしていません。基本的にSFCの小論文対策のみです。出題された問題は忘れてしまいましたが(なんせ4年前です…)、基本的に大学受験小論文は事前知識を必要とするような問題ではありません。自分の立ち位置をはっきりさせた上で主張ができるような考察能力、論理的思考、文章能力を試す出題が主です。毎年内容が大きく振れるので、どんな内容が出たか調べるよりも、どんな問題にでも答えられる思考力を鍛える方が先決です。 ③「将来は教員として働いた後に教師としてNGOの海外ボランティア活動に参加したい」という条件なら、国際系、英語系の学部ならどこでも大丈夫です(教職がとれるかどうかは要チェックです)。NGO関係は課外の活動なので、国際系学部であれば、基本的にどこへ行っても、やる気さえあればその夢は叶います。とにかく全部受けて、受かったところから選んでも大丈夫です。 ただ、一つ知っておいて欲しいのは、今のうちに夢を固めないことです。大学に入ると多くの学生は価値観がひっくりかえります。日本中から集まった優秀な学生とふれあい、その道で第一人者と呼ばれる教授たちの下で学び、大企業の社長や政界の人間と話し、海外を旅行して、アルバイトで下働きをし、サークルで深夜までお酒を飲んだり…。人生観が大きく変わりますし、大学4年生で将来を決めても全く遅くはありません。なので、個人的には「英文学部」のような、分野が固定されがちな学部への進学は、あまりオススメしません。 ④ 学習計画を組み立てるのは自分自身です。アドバイスを受けても他人のスタイルを自分に強いることになったり、無意味な安心感を得て慢心するだけです。常に「このやり方でいいのか」と自分で考えながら勉強の計画(やり方、順序、使う参考書)を決めてください。アドバイスになっていなくて申し訳ないのですが、周囲の優秀な人たちは、みんなそれができていた人たちです。