断言します。 提出すれば通ります。 ただし、ごく一部、「提出できない」場合があります。 それは教授判断で、卒業研究が遂行されていない場合です。教授によってその判断基準は当然異なりますが、概して、研究の成果よりも研究に対する取り組みしか見られません。すなわち、まじめにやっているか否か、です。ほとんど研究室に来ないような人以外は通ります。なぜなら卒論を不合格者を出すというのは自分の研究室マネジメント能力は無能 を宣言するようなものだからです。 すなわち、審査会とは名ばかりで、茶番です。提出した時点で卒業確定です。 当然、形式上、審査会は必要です。まず、主査である担当教授は提出の時点で内容を把握しており、提出させた時点で内容を認めています。落とすわけがありません。副査である別の教授が審査会で「NO」を突きつけることは主査であるあなたの教授の研究を否定することを意味し、担当教授の顔に泥を塗ることと同義です。ありえないことです。 すべての関門は「提出できるか」ですが、「まじめに研究活動をして、文章をまとめれば」提出できます。内容なんて関係ありません。特に就職が決まっている場合は企業に対して迷惑をかけることになります。学校推薦の場合は特にそうです。 ほぼ大学に来ず、研究しない学生ですら「研究室の邪魔者」として残ってほしくないゆえ、ほとんど「代筆」のような形で教授が論文をまとめることすらあります。 捏造、コピペでもしない限り（というよりやったことが明るみに出ない限り）、落ちることはありえません。 これは理系修士もまったく同じです。「院卒でもそうなの？」と思うかもしれませんが、間違いなくそうなんです。特に院卒の場合、推薦の就職が多いし、教授の片腕となって研究をやっているわけであり、修士論文不合格者を出す＝自分の研究を自己否定しているようなもんです。 提出すれば通ることは分かったでしょうが、では次に沸いてくる不安は「本当に提出手できるのか？」でしょう。完全に安心してください。普通に研究室ゼミ・輪講等にに参加していさえすれば、確実に提出できます。なぜならば提出を拒否＝アカハラと判断されるからです。普通に研究室活動に参加していながらも「成果が上がっていない」などという理由で提出を拒否すれば、アカハラと認定されます。教授も当然、その辺のコンプライアンスは認識しておりますが、その辺の常識のない偏屈なジジイのようなおっさんがいたとしても、数年でゼミの外部にうわさは広まり、いずれ教授会で審議され、クビです。「大学理系の卒論、修論は誰でも通る」これはこの世界では常識で、この常識を鑑みないアホはアカハラとして淘汰されます。 理系の卒業論文、修士論文なんて、ごみの紙切れですよ。 実質的な審査があるのは博士論文のみです。