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腺癌に対する放射線治療は無効か。 リブロ・サイエンスの共用試験対策シリーズ...

sev********さん

2015/11/2820:37:41

腺癌に対する放射線治療は無効か。

リブロ・サイエンスの共用試験対策シリーズ消化器の、大腸カ癌の項目に、多発性肝転移の症例があり、その最適な治療方針を選ぶ問題があります。

選択肢には、肝動脈塞栓術、抗癌化学療法、放射線治療、肝切除、経過観察があり、解答は抗癌化学療法です。
解説として、全身療法である化学療法が最適だというのは納得しています。

ですが、放射線治療が不適である解説として「大腸癌の転移巣は組織学的に腺癌と考えられるので、放射線治療はほとんど無効であると考えられる」という文があるのですが、これがなぜなのかわかりません。
扁平上皮癌だったら有効などあるのでしょうか?

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dfi********さん

2015/11/2914:59:20

それは解説が間違っています。
組織系は腺癌だろうという推論はその通りだと思います。しかし、大腸癌の肝転移の照射は実際に行ないますし、腫瘍も十分制御できます。
論文を調べれば、大腸癌の肝転移に対する放射線治療の成績などすぐわかるにもかかわらず、調べもせずに腺癌だから放射線が無効だなどと解説に載せるのは、多くの医者の卵に誤った知識を植え付け、ひいては患者さんが適切な医療を受ける機会を逸するかもしれず、あまりにずさんです。

なお、一般論としては腺癌に比べて扁平上皮癌の方が放射線に対する感受性が高いとされています。

しかし、例えば食道癌の化学放射線治療の成績は、組織が扁平上皮癌でも腺癌でも変わりませんし、前立腺癌の組織は通常腺癌ですが、放射線治療が手術と並んで根治療法の選択肢の一つになっています。

最後に付け加えますが、肝転移の個数にもよりますが、肝細胞は放射線に弱いので、あまり大きい容積に放射線が照射されると肝不全を起こす可能性がありますので、その意味で放射線の適応がない可能性があります。

質問者様のように、解説を鵜呑みにせず、疑問を持って調べる精神は、今後の長い人生の中できっと役に立つでしょう。

  • 質問者

    sev********さん

    2015/11/3000:04:52

    ・一般論としては腺癌に比べて扁平上皮癌の方が放射線に対する感受性が高い
    ・肝転移の個数にもよりますが、肝細胞は放射線に弱いので、あまり大きい容積に放射線が照射されると肝不全を起こす可能性がありますので、その意味で放射線の適応がない可能性がある

    2つとも、これから学んでいく上で絶対助けとなる大事なことに感じます!
    詳しい御回答をありがとうございます!

    ちなみに問では転移巣が5つ以上あったので、局所的な照射が不可能だからということで納得です!

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