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カール・マルクスの言葉「存在が意識を決定する。」の 「存在」は、何のことを指...

krl********さん

2015/12/1211:24:46

カール・マルクスの言葉「存在が意識を決定する。」の
「存在」は、何のことを指して言っているのか、について、
御教示下さい。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ger********さん

2015/12/1212:37:05

具体的には、生産関係です。商品を生産するための組織と制度のことです。マルクス以前のヘーゲルなどは、意識が存在を決定すると考えていましたが、マルクスはそれを批判し、逆であって、存在が意識を決定すると言ったのです。人間がどのような生産関係の中にあるか、どのような組織に属するか、労働者なのか、資本家なのか、それによってその人間の世界観あるいは人生観が決まる、と。マルクスは存在を下部構造と言い、その下部構造が上部構造を決定すると考えました。だから、この世に存在する文化・思想などは上部構造であって、それはその人間がどのような生産関係にあり、どのような組織に属するかによって、文化・思想がどのようなものになるか決定される、と。その上部構造である、文化・思想をマルクスは「イデオロギー」と言っています。自分の思想、人生観が、その下部構造に基づくものだということを隠蔽し、それから目をそらすこと、正しく見ないこと、それが「イデオロギー」という虚偽意識です。マルクスはその時代の支配的な思想は支配階級の思想である、と言っています。この世の中に流布している思想はたいてい「イデオロギー」です。資本家のための、資本家に都合の良い思想です。

質問した人からのコメント

2015/12/18 20:16:04

皆さん、回答、どうも。参考になりました。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

i_s********さん

2015/12/1320:08:42

krlf112さんは、その「カール・マルクスの言葉」について、マルクスの著作から引用されているのか、誰かがマルクスから引用していた、ということでしょうか。ご承知のようにマルクスは弁証法家なのですから、その言を一部切り出してどうこうと言うのは問題ですよね。しかもその言の「存在」の方だけを聞くというのも変則的ですね。「意識」の方も、更には「決定する」とはどういうことか、についても明らかにしなければならないでしょう。すなわち、どういう文脈でそれが語られたのか、ということから始まらなければならんでしょう。

私は、マルクスを隅々まで読んだというような勉強家ではないので、思いつくのは、『経済学批判』序言ぐらいです。その部分の訳文を引用しておきます。
「人間は、その生活の社会的生産において、一定の、必然的な、かれらの意思から独立した諸関係を、つまりかれらの物質的生産諸力の一定の発生段階に対応する生産諸関係を、とりむすぶ。この生産諸関係の総体は社会の経済的機構を形づくっており、これが現実の土台となって、そのうえに、法律的、政治的上部構造がそびえたち、また、一定の社会的意識諸形態は、この現実の土台に対応している。物質的生活の生産様式は、社会的、政治的、精神的生活諸過程一般を制約する。人間の意識がその存在を規定するのではなくて、逆に、人間の社会的存在がその意識を規定するのである。」

(この文ではない、ということであれば、引用先をお教え願えれば、幸いです。)

マルクスの言を一言片句ありがたがる輩はこれを「唯物史観の公式」の一部と受け取るのですが、マルクス本人はこれを述べる前置きとして、こう言っています。
「ここでわたくし自身の経済学研究の経過について二三のことを簡単に述べておくことは、おそらく当をえたことではなかろうかと思う。」「そしてひとたびこれを得てからはわたくしの研究にとって導きの糸として役立った一般的結論は、簡単につぎのように公式化することができる。」

私は、krlf112さんに教示するような知識は持ち合わせませんが、「カール・マルクスの言葉」ということで、一部だけをとりだすと、「研究にとって導きの糸として役立った一般的結論」が、ありがたいお言葉に変身してしまう恐れがある、ぐらいは言って良いかと、考えました。

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