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質問です。 小国の仮定の下、変動相場制の開放経済と閉鎖経済を比較した場合政府...

ora********さん

2016/8/521:00:01

質問です。
小国の仮定の下、変動相場制の開放経済と閉鎖経済を比較した場合政府支出拡大のGDP増加効果は閉鎖経済と開放経済のどちらが大きくなるんでしょうか。
経済の勉強しておりわからな

いので質問いたします。

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ric********さん

2016/8/1211:59:54

これは、45度線モデルのレベルでお答えすればいいのか
マンデル=フレミングモデルの枠組みでお答えすればいいのか、
ちょっとわからないです。
たぶん、わざわざ「小国の仮定」と書いているところから
マンデル=フレミングモデルだろうと想像はできますが。

で、その想像を前提にお答えしますと、

閉鎖経済の場合は、
通常のIS=LM分析のとおりになります。
(と言うか、通常のIS=LM分析が、
IS線の導出に一応(EX-IM)に言及するにもかかわらず、
実質的に
閉鎖モデルであるわけですけれど)

最初の時点でIS線とLM線が
定義されているわけですが、
ここでは同時に貿易収支も均衡しており、
この国の金利も海外の金利と一致している
(小国の仮定)とします。


政府の赤字支出増加によりIS線が
まず右シフトする――これは
開放経済でも閉鎖経済でも一緒です。
その次ですが、
この段階ではLM曲線は変化していないので
金利が上昇し、クラウディング・アウトが発生しています。
国民所得は、IS線がシフトする前よりは
増加していますが、
金利が一定のままIS線がシフトした時よりは
減っています。

閉鎖経済であれば、これで終わりです。

ところが、開放経済の場合、
国内所得の増加により輸入が増加し
貿易赤字が発生するため、通貨安圧力がかかる一方で、
金利が上昇していますから、これが
外国の資本を引き寄せ、通貨高圧力もかかることになります。

この場合、どちらの影響の方が強いか、というと
貿易赤字が発生するのには時間がかかるのに対し
資本移動は瞬時に発生しますから
通貨高圧力の方がはるかに強いと言えます。
その結果、実際に通貨高になれば
輸出が減少し、輸入の増加には一層拍車が
掛かるでしょう。その結果、
IS曲線は、輸出による清算の減少・
輸入による所得リーケージ(漏出)の増加により
今度は左シフトすることになります。

IS曲線がどこまで左シフトするか、というと
結局、LM線との交点である金利が
元の水準に戻る(=IS線が
最初の状態に戻る)まで、ということになります。
金利が元の水準に戻れば
外国資本の流入もストップし、
貿易収支も均衡します。
金利も国内所得も、完全に元の水準に
戻るわけです。

結局
小国の仮定のもと、
開放経済では
赤字財政支出は効果が全くない
ということになります。
質問にお答えするなら、
閉鎖経済の方が効果は大きいということになります。
(逆に、金融政策の効果は
開放経済の方がはるかに大きくなります。)


と、言うのが、
教科書にあるマンデル・フレミングモデルの説明。
こんなモデルで世の中の動きが説明できるものなのか、
信用するかしないかは、あなた次第。

質問した人からのコメント

2016/8/12 18:55:50

ありがとうございます!

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