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ツタンカーメンは、近親婚を繰り返した遺伝性の血液疾患「鎌状赤血球症」だったそ...

tak********さん

2016/10/1520:54:24

ツタンカーメンは、近親婚を繰り返した遺伝性の血液疾患「鎌状赤血球症」だったそうですが、

それならばスペイン王カルロス2世も「鎌状赤血球症」を患っていたのですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

2016/10/1611:21:54

世界史に精通している訳ではありませんが、医療従事者の立場から回答いたします。

鎌状赤血球症は、確かに遺伝性疾患ではありますが、近親婚特有のものではありません。

ツタンカーメンは近親婚によって生まれつき骨格に変形などの異常が有った事は、ミイラの学術調査によって明らかにされています。
また、鎌状赤血球であった事も確認されています。

しかし、鎌状赤血球はマラリア流行地に見られる特異的な遺伝的形質であり、過去一度もマラリアが流行した事のない土地(日本もそうです)にずっと住んでいる民族には、そのような遺伝形質は見られません。

具体的に言うと、アフリカ全域、地中海沿岸、南アジアや中近東、ミクロネシアなどの地域にマラリアが発生し、そこに先祖代々暮らす人達には鎌状赤血球の遺伝形質を持つ場合があります。

鎌状赤血球症は深刻な貧血をもたらす反面、マラリアに対する強い抵抗性も示します。

鎌状赤血球特有の貧血状態が実際の症状として現れている人はもちろん、遺伝形質を持ちながら、実際には具体的な症状が全くない人においても、マラリアに対する抵抗性は発揮されます。

つまり、人類がマラリアと戦ってきたある種の進化の答えの一つとして鎌状赤血球が現れたのではないかとの推測もされています。

鎌状赤血球はマラリア流行地域と密接な関係性が有るものの、近親婚との因果関係は証明されていません。

フェリペ2世が鎌状赤血球であったかは、王の遺体を学術調査しないとわかりませんが、スペインは地中海沿岸地域なので、王がそのような遺伝形質を持っていたとしても不思議ではありません。

ただし、仮にそうであったとしても、近親婚とは無関係であると思ってください。
参考になれば幸いです。

質問した人からのコメント

2016/10/16 17:29:48

勉強になりました。

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