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漢方に詳しい方に質問です アトピー持ちで患部は熱を持ち汁が出るタイプです。...

mam********さん

2016/11/2522:32:46

漢方に詳しい方に質問です

アトピー持ちで患部は熱を持ち汁が出るタイプです。
布団に入ると痒みが出て、梅雨に悪化します。

薬局で黄連解毒湯と消風散を買いました。
その時に店員

から、あなたは潤い不足だから潤いの出る人参の入った漢方が良いと言われましたが、人参は身体を温めるイメージがあります。

私は乾燥肌で舌も苔は無く亀裂が入っているので潤い不足なのはわかりますが、熱を持ち汁タイプなので複雑ではありますが、
熱を取りつつ潤いだけ即す漢方はありますか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

dar********さん

2016/11/2802:46:30

こんばんは、中医学をかじっているものです。


「布団に入ると痒みが出て」

これは熱の症状でしょう。湯船につかると痒みが出ませんか?出るのであれば熱、逆に湯船であったまると痒みが収まるのであれば冷えとなります(体表が熱、裏が冷えという表裏に矛盾が生じている可能性があります=真寒化熱といいます)

「梅雨の時期に悪化」

これは風湿邪の影響でしょう。


消風散は以下の処方です。

防風(袪風)
荊芥(袪風)
蝉退(袪風)
牛蒡子(袪風)
石膏(清熱)
知母(清熱)
苦参(清熱)
木通(利水)
白朮(利水)
地黄(養血潤燥)
当帰(養血潤燥)
胡麻(養血潤燥)
甘草(補気・調和)

この方剤は表(防風~苦参)裏(木通~甘草)共に作用するように作られていますが、地黄・当帰・胡麻の部分が養血潤燥と皮膚に潤いを付ける作用の生薬が配合されています。

一方でジメジメや痒みである風湿邪+熱が加わった湿熱を除去する作用が配合されている生薬もあります。黄連解毒湯と違い、清熱剤に黄連や黄芩を用いていないのは、血虚タイプに使えなくなってしまう為に、苦寒剤(冷やして乾燥させる)生薬を省いています。知母は清熱をするが、乾燥させないという不思議な生薬で、陰虚により発生する虚熱を取り除く生薬として用いられます。

知柏地黄丸という腎陰虚による虚熱症状の時に、黄連解毒湯のような苦寒剤は使用できないので知母を用いています。他にも熱が強まり陰が消耗した場合に用いられる白虎加人参湯も潤いが不足をしているのに、苦寒剤を用いると傷陰をしてしまうので、知母を配合しています。

念のために書きますが、薬局の店員さんのいう「潤い」は人参ではつきません。人参は「補気剤」であって、「補陰剤」ではないからです。潤いが不足しているというのなら、何故「温清飲」の選択肢が出てこないのか…又は消風散の中に補血剤が入っているから、乾燥肌系のあなたは黄連解毒湯は強すぎると思います。消風散は熱+かゆみと取り除くけれども、潤いを付ける生薬も入っている方剤なのですよ位のフォローは欲しいですね。

ですので、黄連解毒湯は使われない方が宜しいと思います。乾燥肌で裂紋と素体としては血虚症状が見受けられるので、傷陰してしまう可能性があります。

まずは、消風散でジクジクの湿熱を取り除けば宜しいと思います。

そのあとに、それでも熱と乾燥の2つが残った場合は、黄連解毒湯+四物湯(補血剤の基本処方)を合方した「温清飲」で宜しいと思います。黄連解毒湯と四物湯を1/2ずつ配合しているので、傷陰のリスクは減ります。


ご参考になればと思います。お大事になさって下さい。

質問した人からのコメント

2016/11/28 10:59:56

とても参考になり、ありがとうございます。

温清飲は調べた時に私と同じような人が使用した際に悪化したという口コミがあったので躊躇していました。
症状が落ち着いた時に飲んでみようと思います。

ありがとうございました。

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