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「残り香が残る」だと重複してるじゃないですか。

mch********さん

2017/1/1303:17:07

「残り香が残る」だと重複してるじゃないですか。

「残り香」の後は何て言えばいいですか?

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goo********さん

2017/1/1310:56:57

「残り香が残る」、「残り香が香る」が、意味の重複を伴った表現であることは確かです。この、いわゆる「重言」は文法的に誤っているわけではありませんが(ですからどうしても使いたければ使ったっていいんですが)、冗長な、あるいはこなれていない表現だという印象を与えがちで、それ故に使用が避けられる傾向にあります……というのが前提です。

さて、じゃあ「残り香」はどうするのが(どうなるのが)良いのか?といいますと、もちろんそれは前後の文脈次第です。汎的には「漂う」「ある」「する」が使えますし、実際の使用例でもその三つでほとんどを占めると思いますが、それ以外にも

・何の残り香がしたのか
・それを嗅いだ、私とか彼とか彼女とかがどう思ったのか

……によって、さまざまな形を取ることが出来るでしょう。「漂う」「ある」「する」の御三家?以外では、

甘ったるい残り香が鼻をくすぐる。
(阿刀田高『猫の事件』)

かすかな残り香が鼻先に纏(まと)わった。
(岩井志麻子『岡山女』)

微かな残り香が鼻を掠(かす)めていく。こんな残り香ですら思わせぶりで、とことん様になる。
(ふゆの仁子『不夜城のダンディズム』)

と、かすかな残り香が、指輪の隙間から立ちのぼった。
(大野木寛『ラーゼフォン』)

ニコチンと、コニャックの残り香が交じり合った臭いが鼻をつき、胸が悪くなりそうだった。
(楡周平『フェイク』)

ドアを開けると、リンの残り香が胸を穿った。
(浅田次郎『姫椿』)

まだ線香の胸が悪くなるような残り香が、白衣に染み付いている気がする。
(小野不由美『屍鬼』)

去ったばかりな小宰相の残り香が、その涙の染みが、まだ、ご自身の袖や膝に乾いていない。
(吉川英治『私本太平記』)

錆びたような血の味の中にはいつも、その日、青爾と逢い、青爾と交わした接吻の残り香が潜んでいる。
(小池真理子『狂王の庭』)

光源氏のような理想的美男ともなると、全身から馨しい匂いを発し、その歩いたあとには、ほのぼのと残り香がたちこめた。
(林望『テーブルの雲』)

部屋にはまだ、どこやら線香や菊の残り香が沈んでいた。
(南里征典『自由ケ丘密会夫人』)

ヘイズは深く息を吸い込んだ。彼女の香水の残り香がめまいにも似た感覚を誘う。
(エリカ・スピンドラー/石川順子訳『私が変わる朝』)

通り過ぎる瞬間に残り香がフワッと感じられるくらいが、上品でちょうどいいと思うわ。
(清水晴子『イタリア伯爵夫人が教えてくれた魅力的な女性に変身するための8つのルール』)

長い髪がおおいかぶさり、ミーガンの残り香がカーテンのように彼を包んだ。
(アン・スチュアート『愛のファントム』)

肉のオニオン焼きの、くさい残り香が、あたりに満ちていた。
(エラリー・クイーン/石川年訳『ローマ劇場毒殺事件』)

あなたの ああ残り香だけが 踊るよう
(Cocco『フレア』の歌詞)

あたりにただよう 君の残り香を 胸に吸い込み酔いしれる
(古内東子『花の時・愛の時』の歌詞)

揺らいだ陽炎と 仇夢の くすんだ残り香が立ち昇る
(Glider『蘇生』の歌詞)

などなど、状況に合わせて使われています。文脈を踏まえて、考えてみてください。

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kar********さん

2017/1/1308:50:58

ここは「移り香が残る」もしくは「残り香が漂う」とすれば何ら問題はありません。
もはや残っていなければ「残り香も醒(さ)めた」「移り香も褪(あ)せた」など。
例)
「れっきとした女の移り香が残っているんだ。」( 佐々木味津三「右門捕物帖」)
「おぼえもあらぬ残り香の漂ひきて薄明のなかをそぞろあるきするにも似た心」(大手拓次「「香水の表情」に就いて 漫談的無駄話」)

既にその香りの元が無くなっているが、その空間やそこにある事物には「移り香となって残っている」、だから「残り香」と呼ぶのであって、それを更に「残り香が残る」では、とっさに口をついた言葉ならまだしも、筆記文においてはいささか吟味足らずの典型的な重言だと指摘されてもしかたないでしょう。

aka********さん

2017/1/1305:29:15

「漂っている」でも勿論良いのですが、私もこの場合は、「残り香がのこっている」「残り香がかおっている」としても良いと思います。

漂うのと残っている、香っているとは違いますし、残り香なんていうのは日常使いの言葉ではないので、動詞は何でもとれます。

文章のなかなら、「彼女のいなくなった空間に残り香が佇んでいた」としても良いし、「暗闇の中に彼女の残り香が沈んでいった」でも良いわけです。

ただそこに残っているように思えるなら、残っていた、なんですよ。

残っている、香っているを使っても、形容詞や副詞を足すことで新鮮な描写をすることはできます。

○○感を感じると書くと必ず「覚える」と直すなど、何が何でも重複してはいけないとする最近の風潮には些か疑問を感じます。

ult********さん

2017/1/1304:43:02

なぜ重複してはいけないのでしょうか。先の回答者さんにも訊きたいものですね。

なんでもいいでしょう。残り香が、漂っているのなら「漂っている」、あるのなら「ある」、するのなら「する」です。
貴方の感性によるところが大きいと思います。
それが残っているように感じたのなら、「残っている」でしょう。そのままです。

dir********さん

2017/1/1303:20:10

残り香が漂う。
残り香がある。
残り香を引き摺る。
とか?

a_n********さん

2017/1/1303:19:55

残り香が漂う、残り香がする

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