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フライトレコーダーの素材って何?

pink_lemoned_1120さん

2008/6/1913:35:37

フライトレコーダーの素材って何?

飛行機に必ずついているといわれる、フライトレコーダー。
(墜落しても、炎上しても、海に落ちても壊れず、事故直前の音声を録っておくもの)
これはナゼこんなに丈夫なのでしょうか?素材は何でできているのでしょうか?

また、その素材を一般人が手に入れるのは可能なのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

maidf710さん

2008/6/2108:31:12

外箱の素材は、昔は鉄鋼板、現在はステンレス鋼板を用いています。

鉄鋼板とステンレス鋼板を比較すると強度的には大差有りませんが、ステンレス鋼板の方が
耐水性、耐熱性、曲げ応力が優れているので板厚を薄く出来るので軽量になります。

フライトレコーダーやボイスレコーダーは「ブラックボックス」と称呼されていますが、実際には
黒色ではありません(笑) 国際規定の定めで赤橙色と黄色で塗装されています。

フライトレコーダーやボイスレコーダーの記録媒体ですが、昔はエンドレステープレコーダー
を小型の金庫に納めたような構造でした。この方式は衝撃に弱く熱にも弱かったので
事故後に回収されてもデータ取得出来ない事例が多く信頼性の低いものでした。
まあ、他に電気信号を記録する手段が無かったので仕方無いでしたが。

現在の記録媒体はEP-RAMなどのデジタルメモリーが用いられています。
携帯電話やデジタルカメラで使うCFカードやSDカードと同等の物と考えて下さい。
構造は、デジタルメモリーを発泡ウレタン樹脂または発泡スチロール樹脂で包んで
鋼製円筒タンクに密閉し、タンクの外側を耐熱性に優れる珪酸カルシウムで包んで外箱に
納めています。

素材の役割
発泡ウレタン樹脂または発泡スチロール樹脂は、墜落や爆発の衝撃を緩和してデジタル
メモリーの破損を防止します。
発泡ウレタン樹脂で硬質のものは住宅の壁内の断熱防音材に多用されています。
軟質で弾力性のものは自動車シートの中身などですね。
発泡スチロールは一般家庭内でよく目にする白くて軽いアレです。

鋼製タンクは応力緩和と深海水没した場合の水圧に対抗防水し、発泡性樹脂が潰れる
のを防止します。
形状はLPガスタンクや家庭用消火器を小さくした様な円筒形または、やや四角ばった
ペットボトルの様な形状で、1~2ℓ程度の大きさです。
タンクの使命は水圧対抗と防水ですから、然程特殊な金属は用いません。一般的な
圧力容器に用いる素材です。

珪酸カルシウムは、セメントや石膏の主成分で、ごくありふれた物です。
住宅、ビル、学校などの壁材や天井のボードの素材に用います。
高温炉の内面材も珪酸カルシュウムが多いですね。最新式のガス燃料火葬場の炉内
ライニングもこれです。
ホームセンターで粉材を販売しているところも有ります。水で練ってコテ塗りしたり
型に流し込んで自由に成型出来ます。(1kg 500~1.000円ぐらい)
気泡を適度に含ませて成型すれば、2.000℃1時間に暴露しても反対面は常温のまま
とゆう断熱性能を有します。

質問した人からのコメント

2008/6/23 11:16:45

成功 maidf710さん、ご親切、ご丁寧なご解答、本当に有難うございました!!
凄いです!!本当に感謝です!!
インターネットで調べてみたのですが、全然分なかったのです。。。
本当に、有難うございました!!!お礼が遅くなってしまい、本当に申し訳アリマセン。本当にありがとうございました!!!

こんな凄い解答をかえしてくださるなんて・・・
ほんと、カッコイイです。ありがとうございました!!

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