消費者の皆様ならば、ネット上に氾濫する 「アーロン・チェアならば、腰痛を癒す」 などの風説を耳にしてそれを信じていらっしゃるのではと杞憂します。いいえ、真実は全くの逆、アーロン・チェア・マスタードでも旧アーロン・チェアでも平均的な米国人、いわんや一般的な日本人にも適合するはずもない 「腰痛の原因を誘発するイス」 なのです。そもそも、厚生労働省が医療器具との承認を付与するはずもない単なるイスの効果、効能などについて広告することは、「何人」も「明示的、暗示的を問わず」効果、効能を謳うことを禁ずる 「薬事法第68条」 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/iyaku/sonota/koukoku/iya_cos_ki/y_bassui.html に違反する歴とした違法行為なのです。 実は、新旧アーロン・チェアの道義的な問題は、私の公的機関への告発によって、明らかになっています。実際、私の告発によって、ハーマン・ミラー社の正規代理店の vanillaの社員による「アーロン・チェアで腰痛が改善した」 と言う広告は削除、同社の「アーロン・チェアと腰痛」と言う広告のタイトルと内容は変更を余儀なくされています。同様に、私の告発を受けた公的機関の調査によって、 アーロン・チェアの腰痛への効果、効能を明示、暗示するアフィリエイターの大半は、正規代理店の庄文堂と成功報酬契約を交わしたアフィリエイターである ことが判明しています。もし、アーロン・チェアが真実に腰痛に効果、効能があるのであれば、特定の庄文堂と成功報酬契約を交わすアフィリエイターだけがそのように嘯くのはどういうことでしょうか？ 2012年1月、社会的な問題となった食べログ問題によって、我々消費者はステマという社会問題に直面することになりました。これは、お店から報酬を得ている業者が一般ユーザーを装って、食べログの口コミサイトに投稿していたことが批判された道義的な問題でした。 2012年12月、芸能人によるぺ二オク詐欺問題がありました。これは、複数の芸能人がペニーオークションで高額商品を格安で落札できたとブログで語るも、実際は参加者が入札しても落札できない、入札者から手数料を騙し取った詐欺事件でした。 インターネットの発展の陰で、ネット上の口コミは地に落ちて失墜したのです。そこで、WOMJ（日本口コミ・マーケッティング協議会）やJIAA（日本インターネット広告推進協議会）は、口コミの信頼性を取り戻すべく、ネット上に広告を出す広告主と媒体社が遵守すべくコンプライアンスを提示、提言をしてきたのです。ここに、媒体社とは、広告を掲載する媒体、ウエッブメディアのことを指します。しかし、日本では未だにステマに対する法整備は整っておらず、最新のステマは巧妙化して存続中なのです。 2015年5月、サイバーエージェントによる「広告」表記のない広告（ネイティブ広告）を子会社のサイバー・バズより4件、代理販売していたことを発表、謝罪しました。 記事にそっくりなネイティブ広告という新たな広告手法が広告業界で新たな収益源になると期待を高めていた最中の事件の発覚でした。ネイティブ広告とは、JIAA（インターネット広告推進協議会）のガイドラインによって、広告媒体社と広告主の関係が分かるように両者の名称を明示することと「PR」や「広告」の表記を行うことが推奨されている「口コミ」を装った「広告」のことです。しかし、現実は「PR」や「広告」の表記もないネイティブ広告はネット上に氾濫しています。記事風のネイティブ広告は、消費者に「広告」を「口コミ」と勘違いさせて、訴求力が高い、つまり、消費者の購買意欲を触発する効果が高いと言われており、広告主にとって好都合だからなのです。 2016年11月、DENAは同社が運営していた医療・健康サイト「WELQ（ウエルク）」の計10サイト全てを閉鎖しました。3月27日付けの日経新聞によれば、DENAの「まとめサイト問題」とは、「WELQ」に根拠のない内容の記事、画像盗用や委託ライターによる安易な記事作成、アクセス稼ぎの手法など多くの問題が表面化した社会的な問題でした。 さて、アーロン・チェアの販売戦略についてお話し戻しましょう。皆様は、楽天の社長の三木谷氏が アーロン・チェアに座るために仕事をして来た と発言していたことをご存知ですか？今となってみれば、分かり易い古典的なステマのはずです。実際、2016年、三木谷氏は楽天に全面的にイスのないスタンディングデスクを導入しています。また、冒頭で既述の通りで、アーロン・チェアは、 庄文堂と成功報酬するアフィリエイターによる「アーロン・チェアならば腰痛を癒す」と謳う違法な広告 によって販売促進されています。そして、消費者を騙す決定打は、ネットユーザーの書き込みを無断で転載した記事で利益を得ている「WELQ」と同じ問題を孕む、企業の依頼と報酬によって作成された 「アーロン・チェアならば腰痛を癒す」との「広告」を偏向編集した「まとめブログ」 でしょう。「アーロンチェア 腰痛 まとめ」「まとめブログ ステマ」で検索すればそのようなブログはヒットします。不特定多数の消費者が異口同音に「アーロン・チェアならば腰痛を癒す」と証言すればこそ、多数の消費者は疑いもせずに「アーロン・チェアならば腰痛を癒す」と信ずることでしょう。「まとめブログ」は偏向編集の情報操作によって消費者の印象操作、そして、世論誘導する典型的なステマの最終兵器なのです。 実際、月収200万円以上のアフィリエイト料を稼ぐと豪語する 「腰痛が治ったと評判のアーロンチェアのまとめー副業学校」 の著者であるアフィリエイターの1人は 「副業学校 ネットでお金を稼ぐ」の「アフィリエイトで稼ぐ方法〜副業で稼ぐプロの手順」 にて、 「広告（ヤラセ）」と「口コミ」を区別できない消費者をターゲットにせよ と見事に馬脚を現して、アフィリエイトの問題の核心を顕在化してくれているのです。つまり、「広告」を「口コミ」と区別できない消費者を騙して儲ければよいと主張しているのです。 ハーマン・ミラー・ジャパンの販売戦略はただ一つ、 「第三者」の広告媒体社やアフィリエイターに「口コミ」を偽装した「広告」で「・・で腰痛が解消」「・・は素晴らしい」 などと吹聴させることで、それがさも客観的な真実であるかのように消費者を錯誤させることなのです。 新旧アーロン・チェアの構造的な欠点と道義的な問題をまとめれば、以下の通りです： 【1】1994年の発売から20余年（アーロン・チェア・リマスタードで解消） 【2】日本で販売されているアーロン・チェアは米国製ではなくて、中国製である（アーロン・チェア・リマスタードは現時点では米国製） 【3】座奥を調整する機能の搭載がない 【4】座がメッシュは腰痛の原因となる 【5】座面と背もたれが垂直であるのは最新エルノゴミクスから隔世している象徴 【6】ポスチャーフィット調節は腰痛の原因となる（アーロン・チェア・リマスタードで一部改善） 【7】アーロン・チェアの前傾は、前近代的な前傾である 【8】庄文堂と成功報酬契約したアフィリエイターの薬機法違反のステマによって「違法」に販売促進されている 【9】 ハーマン・ミラー・ジャパンがアーロン・チェア・リマスタードのサイズを偽っていたこと 【10】 アーロン・チェア・リマスタードに購入価値がない理由 【11】 アーロン・チェア・リマスタードや旧アーロン・チェアは世界基準EN規格を満たさないこと。また、コンテッサⅡのサイズが旧コンテッサのサイズを縮小化している理由は、世界規格ENを満たすように縮小化したこと そして、本文でご説明したことを【12】としてまとめておきます： 【12】新旧アーロン・チェアはステマの進化系、口コミを偽装した記事風の広告である「ネイティブ広告」や「まとめブログ」によって消費者の印象操作、世論誘導によって販売促進されている 真偽を疑う消費者の皆様方ならば、膨大な証拠と客観的な論証による資料 【1】～【8】までは、 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/kagu/1482926935/28-112 【9】～【11】までは、 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/kagu/1482831539/163-181 で衝撃の真実をご確認下さいませ。特に、上記の中で私の活動の成果報告「103」をご一読下さいませ。私の主張は公正を期するいくつもの機関によって支持されている実態があるのです。 機関名を公表しないことが約束であったので、その名称はここでは明かせませんが、一般消費者の皆様であれば誰でも知っている公的な機関も私の意見を支持して下さっているのです。また「68」によって私が元アーロン・チェアのユーザーであることも証明済みです。 さて、返信欄にて、ゲーミングチェアのことは知りませんので、消費者に絶大な評価を誇るオフィス・チェアの代表格をご紹介しておきます。よろしければ、ご参照下さいませ。