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歎異抄では、 「悪人も、そのまま浄土へ行ける、救われる」と説かれているのです...

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ID非公開さん

2017/10/1903:53:04

歎異抄では、
「悪人も、そのまま浄土へ行ける、救われる」と説かれているのですよね。

この世で悪を働いても、結局は救われるのだとしたら、
悪を犯しても良い、ということなのでしょうか


今まで、できるだけ悪を犯さないようにと生きてきました。
悪をおかすと、天国へ行けない気がしていたし、良いことをすることで、良いことを呼び込むものだとおもっていたからです。
悪いことをすれば、悪い人生になる、そう思っていました。


でも、歎異抄の考えを聞き、「それなら、悪をおかしても問題ないの?結局救われるのでしょ?」と混乱しています。


詳しい方、おしえて下さい。


仏教
親鸞
唯円
浄土真宗
お坊さん
歎異鈔

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cit********さん

2017/10/2110:40:28

死後の生まれ変わりを気にしておられるのでしたら、日本人が勝手に説いたものではなく、お釈迦様が説かれた本来の仏教を参考にされたほうが良いですよ。

浄土真宗などのもとになっている大乗仏教は、お釈迦様の死後、数百年経ってから誕生したもので、チベット・中国などを伝わるうちに各地の土着信仰がたくさん混ざって、内容が変化しています。

お釈迦様が説かれた初期仏教では、明確に『因果法則』が宇宙の真理として説かれています。悪い事をすれば不幸な結果が、良いことをすれば幸福な結果があるというのが因果法則です。

以下、ダンマパダという経典からお釈迦様の言葉を引用します。


・善をなすのを急げ。悪から心を退けよ。善をなすのにのろのろしたら、心は悪事をたのしむ。

・悪いことをなす者は、この世で悔いに悩み、来世でも悔いに悩み、ふたつのところで悔いに悩む。「わたくしは悪いことをしました」といって悔いに悩み、苦悩のところ(=地獄など)におもむいて(罪のむくいを受けて)さらに悩む。

・善いことをなす者は、この世で歓喜し、来世でも歓喜し、ふたつのところで共に歓喜する。「わたくしは善いことをしました」といって歓喜し、幸あるところ(=天の世界)におもむいて、さらに喜ぶ。

・悪事をしても、その業(カルマ)は、しぼり立ての牛乳のように、すぐに固まることはない。(=牛乳が時間をかけてチーズになるように、悪業も徐々に固まって熟していく)その業は、灰に覆われた火のように、(徐々に)燃えて悩ましながら、愚者につきまとう。

・まだ悪い報いが熟しないあいだは、悪人でも幸運に遭うことがある。しかし悪の報いが熟したときは、悪人はわざわいに遭う。

・まだ善い報いが熟しないあいだは、善人でもわざわいに遭うことがある。しかし善の果報が熟したときは、善人は幸福に遭う。

・「その報いはわたしには来ないであろう」とおもって、悪を軽んずるな。水が一滴ずつ滴りおちるならば、水瓶でもみたされるのである。愚かな者は、水を少しずつでも集めるように悪を積むならば、やがてわざわいにみたされる。

・「その報いはわたしには来ないであろう」とおもって、善を軽んずるな。水が一滴ずつ滴りおちるならば、水瓶でもみたされる。気をつけている人は、水を少しずつでも集めるように善を積むならば、やがて福徳にみたされる。

(引用おわり)

このように、悪を犯しても死ねば無条件に救われるというような事は、お釈迦様は一言もおっしゃっていないのです。

あらゆる生命は、死の瞬間の心の状態と同じ波長の世界に生まれ変わるそうです。心を清らかにするか、汚してしまうかは、生きている間の日々の心がけです。なので、さんざん悪行為ばかりして生きてきた人が、いきなり天界に生まれるという事はありえないのです。

初期仏教の経典の『餓鬼事経』には、生前の悪行為によって餓鬼に生まれ変わった人々の様子が、『天宮事経』には、生前の善行為によって天界に生まれ変わった人々の様子が描かれています。

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お釈迦様の本来の教えをわかりやすく学びたい場合は、この本が読みやすくてオススメです。

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質問した人からのコメント

2017/10/25 06:17:45

皆様、素晴らしいご回答をありがとうございました!
ベストアンサーは迷いましたが、citrus_doropsさんに。

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son********さん

2017/10/2323:22:46

悪人の定義が通常と違ってるんです。
仏教は本来修行することで成仏に達するのですから、
修行出来る人、善人
修行出来ない人が悪人となります。
親鸞さんの生きていた時代の庶民は、とても修行をするだけの時間も無ければ、お経を読む学も無い。生活のために仏の教えから外れることもする。etc

そんな人達は死んでも浮かばれないのか?
阿弥陀様を信じ、すべてを委ねられたら、極楽浄土に行けるのではないか?
修行の出来ない悪人こそ、先に救われても良いのでは?
ここから、悪人正機説が生まれたと聞いています。

そんな教えだからこそ、庶民を中心に大勢力を作れたのでしょうね。( ^ω^ )

mcb********さん

2017/10/2322:46:50

>「悪人も、そのまま浄土へ行ける、救われる」

ではないのです。
悪人こそ極楽浄土に行く正客であると親鸞聖人は仰いました。世に言う『悪人正機説』です。
ここが歎異抄のメインです。限られた文字数で説明するのは無理ですので、歎異抄の解説本を読まれますように。この場合の善人や悪人は世間一般のものではないと言う事だけは言っておきます。

you********さん

2017/10/2016:40:37

『善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや』
意訳
「善人でさえ、浄土へ生まれることができるのだから、ましてや悪人は、
なおさら往生できる」

長文になりますがよろしいでしょうか?しっかりお読み下さい。

これは『歎異抄』第三章の一節であります。日本の古典で、最も知られ
る一文です。七百五十年ほど前、親鸞聖人の高弟・唯円によって書かれ
たものと言われています。聖人亡き後、聖人の仰せと異なることを言い
ふらす者の出現を嘆き、その誤りを正そうとしたものであります。

ところが八代目の蓮如上人は、親鸞聖人を誤解させる恐れがあると、
「仏縁の浅い人には披見させてはならぬ」と封印されました。
以来、親鸞聖 人の教えを深く理解している人でさえ警戒し、ほとんど
知る者がなかったのが、明治の末から急速に読み始められ、仏教学者は
いうに及ばず、こぞって「歎異抄」を論じ始めたのでした。

かくて親鸞聖人といえば「歎異抄」、「歎異抄」といえば親鸞聖人と
言われ、今では親鸞思想の格好の入門書とされています。

然し蓮如上人の訓戒通り、「歎異抄」は、もろ刃の剣であり、「善人
なおもって」の言葉など、うわべだけを見ると悪を勧めているようにも
思う。

事実、「阿弥陀さまは、悪人大好き仏だから、悪をするほどよいのだ」
と吹聴する者が現われ、「親鸞の教えは悪人製造の教え」と非難された。

また東大の名誉教授でさえ「歎異抄」を読み違え、“念仏を 称えたら救
われると教えたのが親鸞”と教科書に記し、物議をかもしました。

「歎異抄」を正しく読むには、親鸞聖人ご著書「教行信証」などをもと
に、読まねば大ケガをすることになりかねません。

では最初に戻ります。

『善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや』
歎異抄でも特に知られる、日本思想史上、最も有名な言葉といわれてい
ます。
実に衝撃的な内容だけに、大変な誤解を生んでいます。

「善人でさえ浄土へ往ける。ましてや悪人は、なおさら助かる」と聞け
ば、「悪をするほど浄土へ往けるのか」と、誰でも思います。
実際、好んで悪を行なう「造悪無碍」の輩が現われ「悪人製造の教え」
と非難されました。

私たちは常に、常識 や法律、倫理・道徳を頭に据えて、「善人」「悪人」
を判断します。だが、親鸞聖人の「悪人」は、犯罪者や世に言う悪人
だけではない。
極めて深く重い意味を持ち、人間観を一変させてしまう。

『歎異抄』
「いずれの行も及び難き身なれば、とても地獄は一定すみかぞかし」
意訳
「どんな善行もできぬ親鸞であるから、所詮、地獄の外に行き場が
ないのだ」

この告白は、聖人のみならず、古今東西全人類の、偽らざる実相である
ことを、「教行信証」や「歎異抄」には多く強く繰り返されています。

教行信証には
『一切の群生海、無始より已来、乃至今日・今時に至るまで、穢悪汚染
にして清浄の心無く、虚仮諂偽にして真実の心無し』(教行信証)
意訳
「すべての人間は、果てしなき昔から今日・今時にいたるまで、邪悪に
汚染されて清浄の心はなく、そらごと、たわごとのみで、真実の心は、
まったくない」

悠久の先祖より無窮の子孫まで、すべての人は、邪悪に満ちて、そらご
とたわごとばかりで、まことの心は微塵もない。しかも、それを他人に
も自己にも恥じる心のない無慚無愧の鉄面皮。永久に助かる縁なき者で
ある。

『善人なおもって往生を遂ぐ~』の三章後半文も、念を押す。

『煩悩具足の我らはいずれの行にても生死を離るることあるべからざる
を憐れみたまいて願をおこしたまう本意、悪人成仏のためなれば……』
意訳
煩悩にまみれ、どのような修行を励んでも、到底、迷い苦しみから離れ
切れない我らを不憫に思い、建てられた本願だから、弥陀の本意は悪人
を救うて成仏させるためだったのである。

人間はみな煩悩の塊、永遠に助からぬ「悪人」と阿弥陀仏は知り抜かれた
からこそ“必ず救う”と誓われたのです。

聖人が「悪人」と仰ったのは「全人類」のことであり「人間の代名詞」な
のです。

では
『善人なおもって往生を遂ぐ』の「善人」とは、どんな人間か。
それは“善を励んで助かろう” 、“念仏称えて救われよう”と努める人のこと
であります。
励めば善ができ、念仏ぐらいは称え切れると思っている人だから、
「自力作善」の善人と聖人は仰るのです。

かかる「自力作善」の善人でさえも、弥陀は誘引し、救いたもうから、
「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」と言われているの
です。

「悪をするほど助かる」「悪は往生の正因」など、聖人の教えからは出
ようがありません。

善人であれ悪人であれ、要するに「自力の心をひるがえして、他力を
たのみたてまつる」他力の信心ひとつが強調されるのです。

「自力の心をひるがえして」とあるが「自力の心」とは何かを知らねば
歎異抄が読める道理がない。

私の「生死の一大事」どうしたら阿弥陀仏は救い摂って下さるのか、
どうしたら助かるのか……となってくるのが自力の心です。

生死の一大事、死んだら私の後生はどうなるのかと不安な心、この心どう
したら阿弥陀仏は助けて下さるのだろうかと出てくるのが自力の心です。

この自力の心が分らねば、もちろん廃った心の世界も分かりません。

まだまだ書き足りませんが、あくびが出てくる頃でしょうからやめます。

あとは、『歎異抄をひらく』をお読み下さい。


誤字あればお許し下さい。

aki********さん

編集あり2017/10/2008:33:39

あなたに友人がいたとします。友人は何があってもあなたの味方でいると約束してくれています。
実際にあなたが友人に対してどんなに卑劣なことを繰り返して行っても、決してあなたを見放すことなく、全力で支えてくれます。あなたが本当に困っているときはもちろん、別の友人ができてその友人をいじめるようなことがあっても、友人はいつもあなたを支えてくれ続けるんです。何度裏切っても…
実際にそんな友人なんてなかなかいないと思いますが、もし、そんな友人がいたなら、せめてその友人に対してだけは真摯な態度で接したいとは思わないでしょうか。もし、私にそんな友人がいたならたとえ心の中では何をやらかすかわからない自分であったとしても、その友人に対してだけは清い気持ちで接したいと思うのではないかと思っています。

それを私は置き換えていただいています。すべてのいのちを必ず救うと阿弥陀さまは約束されています。あなたがどうなったら救うというのではありません。どんなにあなたが悪さをしても救って下さいます。
もし、あなたがそのことに気がついたなら、せめてこの仏さまの前だけでもイイコでいてみようかなぁ。とは思わないでしょうか。
実際に私がそんなイイコになることはできませんでしたが、その仏さまの思いを知って、じゃあ安心して悪さをしてやろう!という気持ちにはなれませんでした。
書物を読んで理解するよりも、まず自身がどれほどの思いの中にあるのかに気がつくと、また違った理解となると思います。
仏さまが約束されたことを我々があぁでもないこうでもないということは恥ずかしいことです。必ず救うという仏さまの思いは決して変わりません。それを知った私たちがどう向き合っていくかが問題であって、こちらが救われるとか救われないということは問題ではありません。
そもそも、この私が救われることなどないのですから。
必ず救うと約束された阿弥陀さまに、こちらはただ、ありがとうと手を合わせるだけだといただいています。

hak********さん

2017/10/2004:06:31

歎異抄に於いては、悪人とは、自らを愚者と知る者の意です。

善人とは、自らを誇り、驕りある者の意です。

「悪い事をしても、どうせ救われる」それは120%ありません。

しかしながら、人生は難しいものでして、悪い事をしなければ幸せになれるのでもなければ、良い事をしたからと、極楽に行けるとも限らない...本当に不思議です。

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