体温調整のエクリン汗腺の汗はほぼ無臭ですが、臭いのフェロモン的役目のアポクリン汗腺の汗は、乳白色で粘着性があり又タンパク質を含み、その汗を常在菌が分解する時に発する臭いがワキガ臭です。
※アポクリン汗腺の数は産まれながらにすでに決定していて、乳児の段階でワキガか否かがほぼ分かります。
常在菌を死滅させる事は困難であり、完治が目的であれば脇を切開してイクラの粒状のアポクリン汗腺を取り除く事により、ワキガ及び多汗が劇的改善します。
※アポクリン汗腺除去の動画など参考にされるとよいでしょう。
手術方法は多種ございますが、切開して目視により取り除く方法が、再発のリスクが少ないと言われています。
保険適用であれば4万前後でしょう。
制汗剤やぬり薬では完治はしません。
先に述べたように、ワキガの方はアポクリン汗腺の発汗も伴うので、脇汗がかなりの量の発汗量となるので制汗剤では間に合わないのです。
ただしポリエステル系のインナーを避け、可能な限りこまめに制汗剤を使用すれば、ある程度のごまかしは可能です。