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漢方薬について質問いたします。 今現在、夜のみ虚の漢方(六君子湯)を服用して...

sil********さん

2018/4/1809:17:21

漢方薬について質問いたします。
今現在、夜のみ虚の漢方(六君子湯)を服用していますが、
ここ最近、肩こりがひどくい為、別の医師には実の漢方(葛根湯)を朝にのみ勧められました。

虚と実では全く反対のものになると思うのですが、飲んでも大丈夫でしょうか?
又、自分には心臓の持病もあり、それとは関係はないようですが
日頃から動悸や頻脈があるので葛根湯は向かないような気がしてしまいます。
実際のところどうなのでしょうか?

補足失礼致します。
正確には香砂六君子湯と帰脾湯を漢方薬局で調合して頂いたものを夜に飲んでいます。
特に体調変化などはないと思いますが、良くもなりません。(本来は1日2回は飲んで欲しいと言われています)もともと胃腸が弱く、寒気も酷く感じていました。

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南條雅士さん

2018/4/1811:22:42

心臓に持病があって動悸や頻脈が有る方は、麻黄が配合された葛根湯の服用は注意が必要です。動悸が酷くなってしまう可能性があります。日本では安易に肩こりに葛根湯が良く使われますが、胃腸や心臓が悪い方、普段から汗かきな方、あるいは、肩をもんだ後に、もみ返しが起きてかえって肩こりが酷くなるような方は、葛根湯は合いません。

日本人は、肩こりに悩む方が多いと言われています。肩こりに効果のある漢方薬は沢山あります。しかし、効能効果に肩こりと書いてある漢方薬であっても、体質や症状の違いによって、適合するものが変ってきます。ここでは、中医学(東洋医学)で肩こりをどのように考えて、どのような働きのある漢方薬が適合するかをまとめてみました。


※天候に左右される肩こり

冬に寒さによって酷くなったり、クーラーの冷気によってひどくなったりする肩こりや、梅雨時など雨の多い時期になると酷くなるとか、雨の降る前になると肩こりが酷くなる場合です。

冷えが原因
体質的に冷えに弱く、体が冷やされることで肩の筋肉の血行が悪くなってしまい発生します。このような方は、肩がこるだけでなく冷えることで、生理痛がひどくなったり、頭痛がしたりする場合もあります。

漢方薬はお体を温めて血行を良くするものが適します。同時に、冷え症を改善し寒さや冷えに強くなる体質づくりが大切です。

湿気が原因
雨が降る前やどんよりと曇った天気の日になると肩こりがひどくなる方は、同時に体が重だるかったり、普段から水分代謝が悪くむくみやすい方が多いです。湿度が上昇するときには体表部から水分の発散が低下するので肩の筋肉がむくみがちになり、その結果血行が悪くなったりしてこりがひどくなります。

漢方薬は、体表部の水分の発散を良くして血行を良くするものが適合します。同時に、水分代謝を良くして水はけの良い体質づくりが大切です。疲れやすいなどエネルギー不足の体質がある方は、この改善も重要です。


※ストレスや緊張による肩こり

ストレスや緊張により肩の筋肉が緊張したり、血管が収縮して血行が悪くなって発生します。イライラやゆううつ感などの精神的な症状を伴うことも多く、また夜中によく目が醒めたり、朝早く目覚めたりもしやすいです。また、肩のこりだけでなく、項背部から後頭部にかけて張った感じや、こめかみや側頭部の頭痛を伴いやすくなります。

漢方薬は、緊張を緩めストレスや自律神経のバランスを整える働きのあるものが適合します。ストレスの影響を受けにくくして必要以上に緊張しにくい体質づくりが大切です。


※血が汚れて流れが悪いための肩こり

ストレスや緊張が慢性化したり、コレステロールや中性脂肪が高い、打撲や怪我などで血が汚れて血流が悪くなって発生する肩こりです。

漢方薬は、血を綺麗にし流れを良くする働きのあるものが適合します。


※のぼせを伴う肩こり

老化や慢性疲労によって、お体の栄養物質や潤い分が不足すると、のぼせたり、ほてりやすくなったり、寝汗をかきやすくなったりするのに伴って肩がこりやすくなります。足腰がだるかったり膝に力が入らないなどの症状を伴うこともあります。

漢方薬は、老化を防止し、お体の栄養物質や潤い分を補うような働きのあるものが適合します。


※血の不足による肩こり

血の中の栄養物質が不足するために肩の筋肉に栄養を与えることが出来ずに起きる肩こりです。貧血だったり、めまいや立ちくらみがしたり、目が疲れやすかったり、こむらがえりが起きやすい場合が多いです。

漢方薬は、血を補い血の栄養状態を良くする働きのあるものが適合します。


※エネルギー不足による肩こり

もともと虚弱だったり、老化や慢性病などでエネルギー不足になって発生する肩こりです。元気がない、疲れやすい、朝起きるのがつらい、食欲が無く胃腸が弱いなどの症状があります。強く肩をもむと返って酷くなるタイプに多いです。

漢方薬は、エネルギー不足を改善し元気をつける働きのあるものが適合します。
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尚、体質が複数にまたがっている場合もあります。このように、肩こりでも体質や症状の違いによって適合する漢方薬が異なるのです。

尚、下に薬剤師の方が六君子湯と葛根湯の両方に甘草が配合されているので注意が必要だと書かれていますが、六君子湯は夜のみ(1日服用量:大人の1/3)、葛根湯、朝のみ(1日服用量:大人の1/3)であるなら、甘草の1日量は1g(グリチルリチンとして40mg)にしかならず、摂取過剰にはなりません。添付文書にあるものをコピーしただけの情報であり、いたずらに不安にさせる書き込みだと思います。

個人差はありますが、仮に、六君子湯と葛根湯を1日分まるごと併用したとしても、合計の甘草は3g(グリチルリチンとして120mg)なので、偽アルドステロン症 があらわれやすくなる一応の目安であるグリチルリチンとして1日200mg以下ですので、仮にこのような処方が行われたとしても許容範囲です。むしろ、心臓病に対しての麻黄の配合された製剤の注意の方が大事です。

質問した人からのコメント

2018/4/19 08:01:31

それぞれの症状などにより、専門的・具体的に解説して頂き、
ありがとうございました。
とてもわかり易く、参考になりました。

回答した専門家

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南條雅士

薬剤師

漢方薬で体と暮らしをサポートするプロ

厳選した漢方薬で、一人ひとりの体質に合わせた健康づくりの提案 不妊、アレルギー、アトピー、自律神経系疾患など、さまざまな悩みに対応。漢方薬の幅広い知識と実績、厳選した漢方薬や食養生についてのアドバイスで、健康づくりや不安解消のサポートをします。

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yak********さん

2018/4/1810:49:04

六君子湯、葛根湯両方の漢方薬に、甘草が含まれています。

甘草を含む製剤は、併用注意する必要があります。

カンゾウの1日量は 1.0〜8.0gで、
グリチルリチ. ン酸40mg〜320mg"に相当します。




薬剤師

甘草含有漢方薬の併用の注意・・・副作用が出る危険があります。
★偽アルドステロン症 があらわれやすくな る。
また、低カリウ ム血症の結果として、 ミオパチーがあらわ れやすくなる。
(「重大な副作用」の 項参照)
グリチルリチン酸 は尿細管でのカリ ウム排泄促進作用 があるため、
血清 カリウム値の低下 が促進されること が考えられる。

重大な副作用
1)偽アルドステロン症:低カリウム血症、血圧上昇、ナトリ ウム・
体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン 症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測 定等)を十分に行い、
異常が認められた場合には投与を中止 し、カリウム剤の投与等の
適切な処置を行うこと。

2)ミオパチー:低カリウム血症の結果としてミオパチーがあ らわれる
ことがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四 肢痙攣・麻痺等の異常が
認められた場合には投与を中止し カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。

3)肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTP の
上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある ので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与 を中止し、
適切な処置を行うこと。

日本漢方製生薬剤薬協会:甘草含有製剤
http://www.nikkankyo.org/seihin/take_kampo/110405c/kanzou.pdf


六君子湯添付書
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00053350.pdf
組成 本薬1日量(6.0g)中
日局ニンジン ………………… 4.0g
日局ビャクジュツ …………… 4.0g
日局ブクリョウ ……………… 4.0g
日局ハンゲ …………………… 4.0g
日局チンピ …………………… 2.0g
日局タイソウ ………………… 2.0g
★日局カンゾウ ………………… 1.0g
日局ショウキョウ …………… 0.5g
上記の混合生薬より抽出した日局六君子湯エキス 4,100mgを含有する。

併用注意
★カンゾウ含有製剤
グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤

葛根湯添付書
http://www.tsumura.co.jp/medical/products/001/pdf/products-pdf-01.p...
本品7.5N中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス3.75N を含有する。
日局カッコン………4.0N
日局ケイヒ…………2.0N
日局タイソウ………3.0N
日局シャクヤク……2.0N
日局マオウ…………3.0N
日局ショウキョウ…2.0N
★日局カンゾウ………2.0N

併用注意
マオウ含有製剤
エフェドリン類含有製剤
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤
甲状腺製剤
チロキシン
リオチロニン
カテコールアミン製剤
アドレナリン
イソプレナリン
キサンチン系製剤
テオフィリン
ジプロフィリン
不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること。
交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。
★カンゾウ含有製剤
グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤

mss********さん

2018/4/1809:33:59

漢方薬の効果はプラシーボによるものも大きいので、あなたが不信感をもって飲めば効かないし、不具合が生じるでしょう。

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