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モンテーニュのエセーを読んでみたいのですが、

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ID非公開さん

2018/5/1808:31:22

モンテーニュのエセーを読んでみたいのですが、

翻訳によってはハズレや反対に面白け読み進められるものがあるようなのですが、
いったいどこの翻訳本を読めば良いのか悩んでいます。
おすすめがあればその理由と一緒に教えて頂けませんでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

kmb********さん

編集あり2018/5/1922:21:52

モンテーニュの『エセー』の翻訳で入手しやすいものを挙げ、読みやすさなどについてコメントしてみます。

⬛荒木昭太郎訳編『エセー』(抄訳、中公クラシックス、全3冊)
もとは中央公論社版「世界の名著」に収録されていたもの。「世界の名著」シリーズには名訳が多いので、私はこの中公クラシックス版から入りました(15年ほど前)。しかし、明晰とは程遠いダラダラした、すっきりしない文章。なかなか読み進みません。「うーん、読みにくいなぁ」と感じ、別訳をさがしはじめました。そのころ刊行が始まったのが、次の白水社版でした。

⬛宮下志朗訳『エセー』(白水社、全7冊)
10年ほど前に書店で第1巻を目にし、拾い読みしてみると、文章にキレがあり、非常に読みやすい! 訳者の宮下氏が「モンテーニュ自身が、すっきりした書き方をしているわけではない」けれど、「すっきりした気分で読み進められるような訳文をこころがけた」というだけあります。私は刊行されるたびに購入し、一昨年全巻が揃いました。気に入っています。ちょっと高めですが、おすすめです。

⬛原二郎訳『エセー』(岩波文庫、全6冊)
岩波文庫にも『エセー』(1960年代の翻訳)が入っていることは知っていましたが、新刊書店では見かけないので、品切れ状態だったのでしょう。でも、5年ほど前に書店で目にしました。数ページ拾い読みしただけですが、きびきびした読みやすい訳文。宮下志朗訳に劣りません。値段も手頃。難点は活字が小さく、私のような年寄りには読みにくいこと。

参考までに、『エセー』の魅力を伝える入門書を2冊挙げておきます。
⬛アントワーヌ・コンパニョン『寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門』(白水社)
⬛保苅瑞穂『モンテーニュ よく生き、よく死ぬために』(講談社学術文庫)

『エセー』に関する私の以前の回答のリンクを貼っておきます。モンテーニュが人間の本性をどう考えていたのか、について触れました。
https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q13162637683

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    質問者

    ID非公開さん

    2018/5/2009:46:03

    全てをお読みになられました方からよ非常に分かりやすい比較を親切、また丁寧な回答を頂きまして本当にありがたい思いです!
    ありがとうございます!

    白水社、岩波のどちらかから買い始めてみようかと思います。

    もしお時間ございましたらで構いませんので、
    「寝る前〜」と「よく生き〜」とふたつの参考書につきましては、訳文を読む前に手を出すのをどう思われますでしょうか?(訳文読んだ後にした方が楽しいか)ご意見お聞かせ願えましたら嬉しいです。

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質問した人からのコメント

2018/5/20 12:49:55

善きアドバイスを頂きました。ありがとうございます!

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