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ドイツ国防軍のナチスに対する認識について質問です。

国家五芒星十字党さん

2018/5/1818:04:46

ドイツ国防軍のナチスに対する認識について質問です。

『ドイツ国防軍』とは、1935年から1945年にかけて存在したドイツの武力組織である陸軍、海軍、空軍の三軍の総体を指した軍事組織だが、ここで質問です。
ドイツ国防軍の将校や将軍、将兵には、ヒトラー率いるナチスを嫌い、場合によってはナチスそのものを排除しようというクーデター計画を実施した事例もある。
ふと思ったのですが、ナチスやその配下である突撃隊や親衛隊は、ドイツ国防軍から観れば、単なる軍服マニアの集団で、軍事には素人の集団と捉えていたのでしょうか?

ドイツ国防軍,ナチス,ヒトラー率いるナチス,軍事,クーデター計画

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ベストアンサーに選ばれた回答

2018/5/1818:06:48

突撃隊、親衛隊はナチス党の私兵組織です。

戦間期の中欧、東欧諸国では既成政党が私兵組織を持つことは珍しくなかったのです
特に第一次世界大戦後に著しく軍備、兵力を制限されたドイツやオーストリアでは軍の補完武装組織として半ば黙認されていた部分もあります
(国家側から弾圧されることもありますが)

別に右派政党だけが私兵組織を持っていたわけでなく
隣国オーストリアでは社会民主党(現社会党)が共和国防衛隊という私兵組織を持っており
保守政党キリスト教社会党(現国民党)のドルフスが独裁制を施行し右派民兵組織護国団を指揮下に入れると共和国防衛隊やオーストリア・ナチスを弾圧しました

イタリアのファシスト党の私兵組織が黒シャツ隊
その黒シャツ隊を真似た青シャツ隊がアイルランドやサラザールの独裁体制に入るポルトガルでも組織されました

親衛隊の中で軍事教練を受けた者たちを集めたのがSS-VT(親衛隊特務部隊)という戦闘組織となり、戦闘師団(後のダス・ライヒ師団)となりポーランド戦に参戦します
またヒトラーの身辺警護をしていた者たちも軍事教練をうけ親衛旗アドルフ・ヒトラー連隊としてポーランド戦へ参戦するのです
これらの部隊は武装親衛隊として発展、戦域拡大と共に北欧、西欧、バルト諸国からの外国人義勇兵も含み拡大するのです

一方、強制収容所の看守たちなどは一般親衛隊(SS-TV:髑髏部隊)と呼ばれる組織に所属して
ヒムラーの命令で若い看守たちは髑髏連隊という部隊組織に編成されるのですが

国防軍はこの異端児に対しドイツの新鋭装備を与えるのを渋り、結局ヒムラーは併合したチェコスロバキア製の兵器や旧式兵器で部隊編成を行わせました
しかも髑髏部隊の元締めで強制収容所の所長でもあったアイケはヒムラーには絶対忠誠を誓いますが、大の軍人嫌いでヒムラー以外に命令されることを非常に嫌ったのです

ポーランド戦では直接戦闘に加わらず軍部隊や武装親衛隊が戦闘し移動後の後方で一般人を殺戮するなどの蛮行を行いました

3個髑髏連隊で髑髏師団を編成し、西方作戦に実戦部隊と配属されますが
上級司令官の命令を無視したり、捕虜にしたイギリス兵やフランス軍に所属したモロッコ兵などを虐殺するなど蛮行が際立っていました

一般親衛隊は独ソ戦開始後、悪名高い特別行動隊を組織し、後方でユダヤ人狩りやパルチザン狩りに従事
人数が足りない分は占領下のウクライナ、ベラルーシ、リトアニア、ラトビア、エストニアから補助警察員(シューマ)を雇い入れ補充しました

後にこの髑髏師団や残った髑髏連隊で編成された師団も武装親衛隊に含められてしまい
戦争が長引き、再編成する際、元髑髏部隊に所属した将校下士官が生え抜きの武装親衛隊部隊に転属されたりしてしまい武装親衛隊自体のイメージが非常に悪くなりました

大戦後期には囚人で組織したディルレヴァンガー師団とポーランドに怨みのあるウクライナ人部隊、郷土に戻る希望がなくなり自暴自棄になっていたアゼルバイジャン人義勇兵などをワルシャワ蜂起鎮圧に向かわせ凄惨な状況となってしまいました

従ってただ親衛隊といってもピンからキリまであり
ちゃんとした部隊は北西欧諸国やラトビア、エストニアの義勇兵も含みまともな軍事教練を受けていましたが
髑髏部隊など一般親衛隊から転属してきた部隊の軍事能力には疑問が付きます

ただソ連軍は親衛隊員でも腕のカフバンドにTOTENKOPF(髑髏)と刺繍されているのを見つけると即刻処刑しました
髑髏部隊が強制収容所の元看守部隊であることを将兵に知らしめていたからです
従って髑髏師団に所属した将兵は死に物狂いで戦いました(中には髑髏部隊でなく、他の武装親衛隊から渋々転属させられた将兵もいたのですが)

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