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基本的な質問ですみません……日本海軍は、なんで乗せる艦載機が無いのに雲龍型空母...

75skさん

2018/5/2723:25:25

基本的な質問ですみません……日本海軍は、なんで乗せる艦載機が無いのに雲龍型空母を作ったのですか……?

大まかな流れしか探せてないからか、乗せる飛行機もなしに動かして、飛行機を乗せないまま沈んだとしか分からずにいます……。

印象を例えるなら、弾薬がないのに銃を作ったようなイメージが……。

お詳しい方でしたら、雲龍型建造の流れの中での艦載機確保や運用計画をご存知かも知れないと思い、質問させていただきました。

補足すみません、言葉が足りませんでした……起工と就役に少なからぬ時差があるのは分かるのですが、完成時点で艦載機数が十全でないのに敢えて出したからには、その不十分を払拭するだけの算段があったのか、と思いまして……。

実際、伊吹も改装を控えてた訳ですし、空母というプラットフォームを艦載機のないまま投入した意義が見えなくて。

艦載機がないままでも、雲龍型……というか、空母の運用にはそれだけのメリットがあったのか……洋に出して撃沈されるリスクを負わせるなら、まだ艦載機を補填できるまでドックに繋いでいた方が良かったのではないかとか、当時の戦略や思想に明るくないのもあり、雲龍型の沈むまでの運用にはもっと適した艦がなかったのかな……と。

すみません、うまく纏まりません;

作り始めた時はあったけど、完成した時にはなかった、という主旨は分かります。

ただ、それでも出したからにはそれを挽回する計画や目測があったのか、などが分からずにいます……。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ths********さん

2018/5/2805:46:28

日本海軍が本格的な航空機不足になるのは1944年6月19日20日のマリアナ沖海戦後
雲龍の竣工は8月3日なのでマリアナ沖海戦の時はほぼ完成状態です
現実的に完成間近の艦艇を
「航空機が減ったから処分」
とゲームみたいに簡単に処分できると思いますか?
解体するだけでドックを何ヶ月も封鎖し工員を必要としてしまいます

実際は雲龍竣工時、日本海軍は来るべき捷号作戦に向けて航空戦力回復中で、小沢機動部隊もできるだけ航空戦力を回復する事が決められていました

雲龍は姉妹艦の天城と共に第一航空戦隊を編成し年末までに航空戦力の編成完了を目指しており、竣工まもない9月1日の時点で
第六○一海軍航空隊(第一航空戦隊)
零式艦上戦闘機21型:保有数9機、内稼働数5機
零式艦上戦闘機52型:保有数22機、内稼働数8機
彗星艦上爆撃機:保有数12機、内稼働数7機
九九式艦上爆撃機:保有数2機、内稼働数2機
天山艦上攻撃機:保有数42機、内稼働数36機
九七式艦上攻撃機:保有数3機、内稼働数3機
という状況でした

ところが10月12日より発生した台湾沖航空戦で連合艦隊は小沢艦隊からも編成が先に進んでいた第3第4航空戦隊の機も「当分は艦隊は使わないから」という理由で台湾に出撃させてしまい、5日後の17日に米軍がレイテ島方面に侵攻してくると一転して出撃を指示してきました
このため小沢艦隊は編成途上だった雲龍らに搭載予定の601空の機を中核に110機を瑞鶴ら第3航空戦隊に搭載して出撃、レイテ沖海戦に臨んだのです

つまり雲龍は本当はちゃんと艦載機が確保されており、錬成中だったのです
レイテ沖海戦前のこういったゴタゴタで艦載機を提供したために、結果的に搭載運用する事が無かっただけです

じゃあ何故レイテ沖海戦海戦に態々第3航空戦隊に載せ替えたかというと、やはり竣工まじかの艦で瑞鶴瑞鳳らと比べて乗員の練度に差があった事でしょう
実際小沢はそれまで艦隊司令部が兼務していた第一航空戦隊司令部を雲龍らが同戦隊を再編した際に取りやめて古村啓蔵少将(それまでの小沢艦隊参謀長)を司令官に再編し、艦隊司令部は第3航空戦隊司令部を兼務(それまで第3航空戦隊司令官だった大林末雄少将は参謀長に)させており、雲龍らはすぐには実戦参加させない体制にしています

また10月1日に竣工したばかりの雲龍型三番艦葛城が台湾沖航空戦中の15日付で第一航空戦隊に配備されており、更に錬成が必要な状況だった事も雲龍型で敢えて参加する決断をしなかった理由の1つでしょう

結局参加を見送られた雲龍は妹ら(ほかに隼鷹、龍鳳も航空戦力不足から居残り)と共に内地に残りレイテ沖海戦で小沢艦隊は壊滅
機動部隊自体も解隊となり第1航空戦隊は連合艦隊直属になります
そして12月、戦局が悪化するフィリピンに新型の特攻兵器桜花を増援に送る事になり、その輸送任務に雲龍が選ばれ出撃、しかしその途上で米潜水艦の待ち伏せを受けて沈没するのです

雲龍は結局は艦載機は搭載しませんでしたが搭載する準備はちゃんとしていた
しかし激変する戦局に翻弄された結果搭載する事なく、最後は手空きだからと輸送船のように輸送任務を命じられて沈没したというわけです

質問した人からのコメント

2018/5/28 09:39:52

もうひと方の、「空母のが出来てから飛行機の予算が降りる」「パイロットの育成できる期間と人数」を解説してくださった方の方が回答と言葉の質が良く、悩みましたが、日時や数字、状況等を明示してくださったので、ベストアンサーとさせていただきました。
難点を言うなら、「ゲームみたいに出来ると思いますか?」というのは嫌味な蛇足でかなり回答としての質を下げてしまって悩みましたが他の部分がしっかりしていたので。

ベストアンサー以外の回答

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zer********さん

2018/5/2809:18:20

艦載機自体はそれなりに残存していたよ
パイロットの練成が損耗に追い付かなかった
もちろん大量に育成する計画もあったのだが、必要な航空燃料は南方から送られてくる原油を精製する必要があり、これを集中的に狙われた

戦争、特に総力戦というのは敵のやりたいことを徹底的に妨害し、敵がやられたくないことをやっていくことで戦争継続能力を奪う戦いでもある
決着を急がなければ物量に押しつぶされる日本に対し、膨大な生産力を誇る米国は最初の1年は欧州に力を割き太平洋では持久戦を選んだ。日本は早期に決着をつけるべくガダルカナルや中部太平洋で攻勢をかけ、米国の防衛ラインを削り取る努力をしたがそれは同時に大量の燃料やパイロットを消耗する戦いとなってしまった

1年たって反撃を始めた米国の物量はあまりに膨大で、かつそれまでに占領した南方から得られるはずだった石油は輸送船団を襲う米潜水艦によって甚大な被害を受けて航空燃料はひっ迫した。しかし拡大する前線に燃料を不足させるわけにもいかず結果訓練用の燃料は枯渇する。飛行を伴わない訓練で穴埋めをするも、これはかえって新人パイロットの練度低下を招き、空母に離着艦できるパイロットの育成は遅れ、逆に戦闘での損耗率はどんどん増えていった

先人の名誉のために弁護すると、日本の補給部門は決して無能ではなかった。限られた物資や消耗品を太平洋全域にいきわたらせ、効率よく分配することについては他国の追随を許さなかったのだが、その計画はあまりに効率が良すぎた。効率が良いということは無駄がないということだが、これは逆に言えば一度妨害を受けたり計画が滞ると余分の物資がないということでもある。そして一度妨害し滞りはじめても、先々まで計画されている物資配分の余裕はない。破綻はどんどん拡大していくしかなかった

tlk********さん

2018/5/2808:34:01

日本海軍では空母の建造予算が認められると同時に空母に搭載される飛行機の予算が認められる訳では有りません。(飛行機の予算は空母が就役してから認められます。)
戦争の中期頃まで日本では1機種1工場でしか生産されていませんでした。(生産される飛行機は零式艦上戦闘機でも月産10機程度です。)
開戦時に零式艦上戦闘機を装備していたのは空母機動艦隊である第一機動艦隊と連合艦隊の陸上基地航空隊である第一一航空艦隊だけで総数は300機程度でした。(他の部隊の戦闘機は96式艦上戦闘機を装備したままです。)
航空隊を新設させても他の航空部隊からバイロットを引き抜き飛行機生産工場にパイロットを派遣して製造された少ない飛行機を他の航空部隊と奪い合って確保して来るしかないのです。
パイロットの養成でさえ大量速成されておらず多くても年間数十人程度でしか有りません。(飛行訓練課程で200人養成していてもパイロットになれるのは約半数で残りは機内で航法や無線を扱う偵察員です。戦闘機パイロットになるのは10人程度しかいない。)
戦争が長引き飛行機とパイロットの損害が増えると既存の航空隊からパイロットを一時借用する事すらしています。(借用したパイロットが撃墜されると原隊は代わりのパイロットが補充されて来ないのでパイロット不足に陥りました。)
三菱飛行機では自社工場では改修要求や機体改良で生産性が上がらないのでライバルである中島飛行機に零式艦上戦闘機の委託生産を行わせています。(零式艦上戦闘機の総生産数の半分以上は中島飛行機で生産した機体です。)
日本では前近代的なパイロットの養成方法と損害を受ける事を考えない部隊編成及び誇大な戦果発表による飛行機生産会社に危機感が生まれない等の理由で必要なパイロットと飛行機を確保する事が出来なかったのです。

kn3********さん

2018/5/2804:01:54

建造するのは1年以上かかり、沈められるのはほとんど一瞬ですからね。

空母大量喪失で青くなって量産計画を立てた。
完成間近になったら、搭載する航空機も搭乗員も足りない・・・
7~8割完成してる空母をどうするか・・・?

完成させるか、解体させないとドックが空かない。
ドックが空かなければ、次の艦が建造できない。

解体したら、もう二度と作り直しはできない。

と考えれば作りたくなるのは道理。

じゃあ、艦載機の無い空母はどうやって使うの・・・?
まあ、輸送艦ですわな。

2018/5/2803:49:50

貴殿の考えは結果が分かつているから出来る「あと知恵」ですね。
野球や相撲が終わってから、あれこれ批評する評論家みたいなもの
です。
失礼ながら、戦いながら考える会社務めや自営業の経験をすれば簡
単に分かると思います。

mit********さん

2018/5/2803:20:56

搭乗員が確保出来ないからと建造途中で雲龍型を止めたら、そのドックは延々と使えない事になります、それよりはさっさと造って次に取り掛かる方が効率的なのです。

結局雲竜型が完成した時には最早搭乗員の確保が出来なかった、遊ばせておくよりは速度も速く大量に積載できる、優秀な輸送船としての使い道しかなかったのです。

因みに、日本の全正規空母が艦能力の定数を満たし編成されたのは真珠湾攻撃だけです、その後のセイロン沖海戦では、搭乗員の損耗と新規空母の就役で搭乗員が不足し、搭載機数を減らして編成されています。

雲龍型が出来上がったころには搭乗員確保の万策はとっくに尽きていました。

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