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18世紀末から、19世紀、市民革命が起きて、絶対王政や、貴族による政体が西ヨーロ...

rer********さん

2018/6/1609:24:04

18世紀末から、19世紀、市民革命が起きて、絶対王政や、貴族による政体が西ヨーロッパでは衰えました。

しかし、自由、平等、博愛を謳った市民革命から、なんと!
植民地の住民には人権がないとでも言わんばかりの帝国主義が始まってしまいます。

あんな理想にあふれた革命はいったいどこにいってしまったのでしょうか?

私はいま、ベートーベンの英雄交響曲を聴いているのですが、帝国主義って、ナポレオンが皇帝になったこと、戦争を繰り広げてたくさんの人々を殺したことよりも悪辣なことだと思うのです。

もし、ベートーベンがあと30年くらい生きていたら、繰り返される救いのない市民革命や、悪辣な帝国主義が蔓延る世界に嫌気がさして、晩年は悶々としていたのではないかと思います。

市民革命は(少なくとも帝国主義よりは)高潔なものだったのでしょうか?
なぜ帝国主義につながっていったのでしょうか?

帝国主義よりかは、ルイ16世の方がはるかに善良だと思うのです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

r_a********さん

2018/6/1612:51:42

簡単には答えられない問題です。明らかにダブルスタンダード(二重基準)が存在します。
「市民革命」は近代の話しですが、第二次大戦以降になっても問題は残っています。

例えば、イギリスのチャーチルです。ヒトラーとの戦いに対しては自由を守るための戦いだ、と言うわけですが、1941年の大西洋憲章の第3項「政府形態を選択する人民の権利」について、「インドについては適用されない」と言うわけです。

他に、日本の中国侵略を非難したアメリカですが、ベトナム戦争は何だったのか、とか、アルジェリア戦争でのフランスとか、インドネシア独立戦争でのオランダとか、コンゴにおけるベルギーとか。

自由や平等などの進歩的な理念を持って成立したはずの近代国家が、周辺地域の諸民族に対しては、残酷な抑圧者になってしまうという問題は、「近代」とは何だったかを問う重要な論点で、簡単には答えは出ません。

40~50年くらい前なら、マルクス主義を持ち出して悪いのは資本主義という答えが説得力を持っていました。
つまり「市民革命」とは「ブルジョワ革命」と呼ぶべきものであり、資本家が自由に金儲けできる社会が出来ただけのことで、その後は、レーニンの『帝国主義論』の通り、資本の集中・集積により独占が形成され、金融資本が成立し、商品輸出にかわり資本輸出が増大し、世界市場の分割、帝国主義列強による植民地分割となったのだ、と。

ところが、社会主義を標榜した国家が、同様に自国または周辺地域の諸民族に対しては、残酷な抑圧者になっていった経緯をふまえると、改めて何が問題なのかを問わなくてはならなくなっているわけです。

というわけで、現代社会をより深く考える入り口となる問題ですので、簡単に答えを出さずに、じっくりと考えてみてください。

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