ここから本文です

現在、江戸の浮世絵師の門弟事情を調べているのですが、 有名浮世絵師達の弟子達...

tjo********さん

2018/12/611:02:00

現在、江戸の浮世絵師の門弟事情を調べているのですが、
有名浮世絵師達の弟子達は普段どんな事をしていたのでしょうか?

また、現在の漫画アシスタントのように、師匠の作品の一部を書いたり、色を塗ったりなどしたのでしょうか?

自分の調べ方が下手なのか、ネットで検索かけても出てこなく、
参考になるサイト、または本があったらぜひ教えていただきたいです。

閲覧数:
25
回答数:
2
お礼:
500枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

プロフィール画像

カテゴリマスター

rin********さん

2018/12/612:57:56

http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/art/web_library/author/kobaya...

肉筆で描く絵師の場合は、弟子が色をつけたりという工房のような体制であったことは知られています。
ですが、浮世絵の場合は肉筆画ではないので、絵師が下絵を描くと彫師が板を彫り、摺師が色をつけます。

しかし、下絵の一部を弟子が描くこともありましたし、浮世絵師でありながら、肉筆画の需要もあった絵師も多く、また、有名絵師が描いた作品を弟子が模写して廉価版として世間に出回ったものも多いようです。

国芳などの作品では、大作を弟子と場面や人物ごとに分担して描いたものは、弟子の名が入っています。
例えば、娘の芳鳥、弟子の芳藤らと描いた「甲斐名所すこ六」 というのがありますが、すごろくのそれぞれの絵に、「芳丸筆」「芳虎筆」と署名が入っています。
芳年も、国芳の弟子であった15歳のときに、「芳年」と名を入れた挿絵の作品が残っています。

また、自分を指名しての依頼のないような修行時代は、絵師の落款が入らない、摺り物(宣伝チラシ)の挿絵や、子供向けの玩具絵など、特定の誰への依頼ではなく〇〇さんの弟子の誰かにお願いしたい、という形で仕事の依頼があるようで、無名の絵師はそうした仕事をしているようです。芳藤などは玩具絵に定評があったことは知られています。

こういったことに関しては、やはりネットには出ておらず、史料をひもとくしかないと思います。
それほど史料自体多くないと思いますが、誰かの日記だとか手紙だとかに、ちらりと書かれているような仕事に関する記述を拾い上げるので、歌麿、北斎、広重、国芳といった人の研究書などをあたるしかないと思います。

学術的なところを求めているのでないなら、河治和香さんの国芳一門浮世絵草紙シリーズという小説もあります。歴史小説で作家さんが参考資料とした文献は参考になるので、そういうところから読みたい本を見つけることがよくあります。

質問した人からのコメント

2018/12/8 12:00:58

回答ありがとうございます!

お二方ともとても参考になりました。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

プロフィール画像

カテゴリマスター

yosigamokamoさん

2018/12/613:10:47

その辺りのことについては
確実な史料は無いと思います

絵師の弟子の仕事としては、
当然、代筆が考えられます
肉筆画や板本では
部分的あるいは全てが代筆のものも有るでしょう
北斎肉筆画の内には、
娘の應爲筆のものも存在すると言われています

文献としては、
とりあえず、
小林忠ほか.1994.浮世絵鑑賞の基礎知識.至文堂.
を読むことをお薦めします
現代の版元である
アダチ版画研究所代表の発言が勉強になります
https://www.amazon.co.jp/%25E6%25B5%25AE%25E4%25B8%2596%25E7%25B5%2...

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる