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ワールドシリーズの連覇記録はヤンキースの5連覇(1949年~1953年)です。

pho********さん

2019/1/923:48:13

ワールドシリーズの連覇記録はヤンキースの5連覇(1949年~1953年)です。

日本では巨人の日本シリーズ9連覇のように、米国ではヤンキースの5連覇が今でも語り続けられているのですか?1927年の「殺人打線」がヤンキース史上最強と聞きますが。

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eks********さん

2019/1/1009:13:30

>ンキースの5連覇が今でも語り続けられているのですか?

はい、そうです。
まずヤンキースのワールド・シリーズ(WS)5連覇の経緯を簡潔に書いておきます。
いずれの年も監督はケーシー・ステンゲル(添付写真)でした。
---
1949年 97勝57敗1分 リーグ優勝+WS 4勝1敗で優勝(対ドジャース)
1950年 98勝56敗1分 リーグ優勝+WS 4勝0敗で優勝(対フィリーズ)
1951年 98勝56敗0分 リーグ優勝+WS 4勝2敗で優勝(対ジャイアンツ)
1952年 95勝59敗0分 リーグ優勝+WS 4勝3敗で優勝(対ドジャース)
1953年 99勝52敗0分 リーグ優勝+WS 4勝2敗で優勝(対ドジャース)
---

巨人の日本シリーズ9連覇と同様、ヤンキースのワールド・シリーズ5連覇がニューヨークの地元で”栄光の歴史”として語り継がれているのは今でも同じです。アメリカではA3用紙レベルの大きさで 日本人男性の片手では持てないぐらい重たい写真本がいくつも出版されていますが、ヤンキース王朝を描いたこの手の歴史本でもワールド・シリーズ5連覇についてはまず例外なく詳しく紹介されています。

ただ、巨人のV9とヤンキースの5連覇は以下の3点で大きく違うと思います。
(1)
MLB全体で見た場合、もう達成不可能なシーズン4割打者とかシーズン30勝投手、あるいはFA制度・球団数の増加・激しい選手の移籍・チームの投機的経営など ヤンキースの5連覇時代とは様変わりしてしまった今のMLB環境では、

「5連覇は文句なしに素晴らしい快挙だったが今では再現は物理的に無理。あれは MLBが古き良き素朴だった時代の特異な出来事」

と、一歩距離を置いて伝説的に見られる感じがあるようです。

ちなみにナ・リーグではワールド・シリーズで2連覇(以上)したチームさえ1975~1976年のシンシナチ・レッズが最後です。

(2)
もうひとつ、ヤンキースは1920年~1947年までの間に11回もワールド・シリーズ優勝を果たし、1936~1940年にかけてショー・マッカーシー監督の元 4年連続してワールドシリーズ制覇という記録もあります。
ヤンキースは1955~1964年まで10年の間に9回もリーグ優勝(WSは4勝5敗)という記録があります。
1976~1981年までの6年間に4回のリーグ優勝(WSは2勝2敗)。
1995~2007年まで13年連続してプレーオフ進出という記録もあります。
そして2009年のWSは松井選手がMVPの活躍でヤンキースは優勝。

つまりヤンキースには王朝時代がいくつもあり、WSの5連覇だけが(V9のように)飛びぬけて大きく取り上げられることはあまりないのです。

余談ですが、ヤンキー・スタジアムに遠征でやってきた相手チームが何がイヤかというと、もちろん試合で負けるのは当然として、その次にイヤなのが試合前の練習中、センターボードのスクリーンに ベーブ・ルースの登場から始まって、(ご質問の1927年のマーダラーズ・ローも含まれる)、そして最後はジーターの引退で終わる90年あまりの栄光のヤンキース史の長~いビデオ映像をえんえんと威圧的に見せられることだと言われています(笑)。ここでも5連覇だけが特別にフィーチャーされることはなく、90年全体が「ヤンキー王朝の歴史」としてフィーチャーされます(笑)。

(3)
最後に、5連覇時代の主力選手のうち、ミッキー・マントル(強打のスイッチ・ヒッター)、ヨギ・ベラ(MVP3回の捕手)、ホワイティ・フォード(通算236勝の左のエース)、ビリー・マーチン(当時セカンドのレギュラー)のようにステンゲルから可愛がられ、選手もステンゲルを尊重するという「相思相愛関係」にあった選手もがいる一方で、
ジョー・ディマジオやジェリー・コールマンなどの生真面目で道化事が嫌いな性格のレギュラー、加えて初めからプラトーン要員として使われてたハンク・バウアーやジーン・ウッドリング、ボビー・ブラウンのように調子はいいのに相手投手が左(or右)という理由だけで打撃好調でもひっこめられていた選手達からは(ステンゲルには表立っては口にしないものの)、采配や起用にかなり批判的だった選手もいたようです。

また先発投手も上記のフォードと「ビッグ3(ラッシ、ロパッド、レイノルズ)」以外の若手先発投手には全面的な信頼を置いたり我慢することは少なく、ちょっとでも不安になると試合を止めて何度もマウンドに行ってアドバイスを送り、あげくの果てには続投を希望する投手を簡単に交替してしまう采配に批判的なチームメイトもいたようです。
(ちなみにステンゲルがMLBを去った翌年の1967年にMLBは ”監督は1イニング内に同じ投手への2回目のマウンド歩きは即 投手交替とみなす”、という新ルールを制定しました。まりたリリーフ投手を頻繁に変えるのは現在のMLBでは常識ですね(笑))。

特にステンゲルが60才中盤ごろになると(ヤンキース監督就任時は59才)、物忘れなのかあるいは単なるお笑いネタかは不明ですが、若手選手を名前で呼ばず、”あのイタリア少年”とか、”あの投げ屋”とか選手から見れば侮辱的な呼ばれ方をしていたことに不満を持っていた様子もあったようです。

ニューヨーク・メディアから見れば ”ステンゲリッシュ(ステンゲル監督の言語明瞭・意味不明な語り口)” と並んで 新聞記事として書くには格好のネタも、プラトーン要員や”あいつ”呼ばわれする若手からすれば面白くないこともままあったのは確かでしょう。

===
しかし総括として、もちろん5連覇はいまだに偉大なMLB記録です。
上記のジェリー・コールマンでさえ、ステンゲル監督に対して 以下のコメントを残しています。

”ケーシーは私にとって最高の監督だった。試合のすべての要素を理解していた。選手を理解するためのコミニュケーション能力に秀でていた。メディアとうまくつきあい・時にはあしらう術にもたけていた。ファンとの交流術もよく心得ていた。フロント・オフィスを激怒させないよう巧みに交渉する技にも長けていた。試合のすべての要素に対する卓越した洞察力があった。「この男(笑)」は、文句なく自他ともに認める第一級の本物の監督だった。”

と語っています。

(参照)
Casey Stengel, Clown, Poet, and manaerial Genius
Sporting News Chronicle of Baseball by Ron Smith in 1994

>ンキースの5連覇が今でも語り続けられているのですか?

はい、そうです。...

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riv********さん

2019/1/1616:37:31

勿論そうです。
オールドファンならヤンキースの5連覇は誰でも知っています。
ただし単年で見るなら1927年が最強と思います。

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