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ナチスドイツのロンメル将軍の評価について 新聞の書評欄にてロンメルを取り上...

bac********さん

2019/3/1715:02:54

ナチスドイツのロンメル将軍の評価について

新聞の書評欄にてロンメルを取り上げた本を紹介していたのですが
そこにはロンメルは戦術レベルでは傑出した司令官であったが

戦略レベルでは問題の多い司令官であったと書かれていました
この評価は的を得ているのでしょうか

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pop********さん

2019/3/1822:05:42

ロンメルはたたき上げの軍人です
参謀本部出身のエリート将校ではなく現場の武功だけで元帥まで上り詰めた人物です
そのため、戦略をつかさどる参謀本部とは馬が合わず、ロンメルが参謀本部の命令を無視することは日常茶飯事でした
参謀本部も独断専行ばかりを繰り返すロンメルを嫌っていました

参謀本部から見たロンメルは精密にたてた戦略をぐちゃぐちゃにする問題児でしたし、ロンメルから見た参謀本部は机上の空論で作戦をたてる無能集団でした

戦略レベルで問題があったとの評価は参謀本部側からみた私的見解に過ぎません

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ama********さん

2019/3/1717:06:16

ケッセルリンクとの意見の相違。
①アフリカ戦線で、後方司令部で戦局全体を把握したうえでの指揮を主張するケッセルリンクvs最前線でリアルな戦況を把握しなければ的確な指揮がとれないと主張するロンメル
②エルアラメイン膠着状態のとき、マルタ島攻略で補給回復したうえでの戦力強化を主張するケッセルリンクvs時間がたつほど英軍戦力が充実してしまうことを理由に、マルタ島攻略用部隊を、エルアラメインに回すべきだと前線の戦力強化優先を主張するロンメル
③イタリア戦線で、ドイツ本国が連合軍の爆撃圏内に入らないように前線を維持すべきだと主張するケッセルリンクvs前線を後退・縮小して防御に厚みを造らなければ軍が崩壊してしまうと主張するロンメル。

「戦術レベルでは傑出した司令官であったが、戦略レベルでは問題の多い司令官であった」
この評価は、主にはケッセルリンクが戦後出版した書籍の中のロンメル評が基礎になっていると思われる。

このロンメル評が定着して久しいが、実際のところ、攻勢に際しては命令を無視してもスピードを重視する姿勢では、アフリカ戦線における快進撃以外に、フランス電撃戦でも実行している。失敗したら軍法会議モノだった。
また、防御戦では「厚み」を重視していた。エルアラメインの防御戦では、独軍暗号が解読されていなければ英軍モントゴメリーが攻撃中止しかねないほどだった。
ノルマンディ作戦後のカーン防衛戦でも、英軍のモントゴメリーの猛攻を一度は頓挫させている。

ケッセルリンクのロンメル評はもっともな点もあるが、上記①~③はすべてロンメルの主張が通っている。上位のケッセルリンクがどのように思おうと、下位のロンメルを論破できず、結局はロンメルの主張に同意したことになる。

アフリカに赴いたロンメルが、チュニジア防衛命令を無視して独断で攻勢を開始したのは、アフリカルートで英国の中東油田を奪取するという彼なりの戦略があったからで、ロンメルがヒトラーの独ソ戦開始を知ったのは、快進撃で要衝トブルク包囲戦を戦っている最中だった。快進撃にもかかわらず、ヒトラーが増援部隊を送ってくれない理由をそこで初めて知ったのだろう。

ケッセルリンクのロンメル評は、納得できる部分もあるが、戦後の自己弁護的な要素も交じっている。ロンメルは戦術重視であったことは、私もそう思うが、戦略については、多くの場合、彼がその任に就いたことはないことを考えれば、戦略眼に問題があったとの評は言い過ぎではないかと思う。
もちろん、彼の独断専横が、他者の戦略に影響を与えたことはあるだろうが、彼の戦績をみれば、それを補って余りあるものだったと考える。

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