ここから本文です

血液に関しての質問です。なぜ、A型の血液型の人はAB型の血液型の人に輸血すること...

shi********さん

2019/3/1900:39:30

血液に関しての質問です。なぜ、A型の血液型の人はAB型の血液型の人に輸血することができるのでしょうか?A型の血液に含まれるB抗原に対する抗体が、AB型の人の赤血球を攻撃することはないのでしょうか?同様にRh-の

人はなぜRh+の人に輸血することができるのでしょうか?Rh-の人の血液に含まれるD抗原に対する抗体がドナーのRhプラスの赤血球を破壊することはないのでしょうか?

閲覧数:
59
回答数:
2
お礼:
100枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

unt********さん

2019/3/1912:29:19

長くなります。

献血、ってしたことはありますか?
したことがあれば、「成分献血」という言葉をご存じではないかと思います。
「成分献血」というのは、血中の特定の成分だけを採血すること。
(「全血献血」した場合も、採血された血液は「成分」ごとに分けられてから使用されます)

http://www.jrc.or.jp/donation/about/process/kind/
日本赤十字社 献血の種類

なぜこんなことをするのか、というと、「輸血」も「特定の成分」に分けてから行うからです。
「成分輸血」と言います。
これに対し、全血をそのまま使う輸血を「全血輸血」と呼びます。

http://www.jrc.or.jp/activity/blood/list/
日本赤十字社 輸血用血液製剤一覧

にあるとおり、血液を「赤血球」「血漿」「血小板」に分け、必要なものを輸血します。
上記サイトに書いてある通り、「全血製剤」もありますが、

「現在では患者さんが必要とする成分だけを輸血する「成分輸血」が主流となったため、ほとんど使われていません。」
上記URLより

です。
「輸血」というのは、なんだかんだ言っても「移植」ですから、できるだけ余計なものを省き、「必要なものだけ」を使いたいわけです。
その方が、余計な反応が起きるリスクが減りますから。

で、一般的に言われる「輸血」というのは、実際には「赤血球製剤を使用した輸血」のことを指しています。
「輸血が必要」と言われたら、どんな状況を思い浮かべるでしょう?
たぶん、「大量に出血している」場合ですよね。
「大量に出血している」と何が困るかというと、

・血液の総量が減ることで、血液を体内に循環させられなくなる(残り少なくなったシャンプーとかのボトルと同じ)
・赤血球が減ることで、酸素供給に支障が出る

ことです。
つまり、「血管内の液体成分を増やしつつ、赤血球を補充しないといけない」わけです。
「赤血球を補充しないといけない」わけですから、当然使用するのは「赤血球製剤」となります。
なお、赤血球製剤には「赤血球だけ」が入っているわけではなく、保存液が含まれています。
これにより、「液体成分を増やす」という目的も達されます。

こういった事情により、一般に何の断りもなく「輸血」と表現される場合、それは普通「赤血球製剤」を使用した輸血の話をしているわけです。
専門的な記述では、きちんと「赤血球製剤を使用した輸血」であることが分かるように表現されます。

で、ABO型における「抗原」は赤血球に存在します。
対して、「抗体」は血漿中に存在します。
ここまでで何となくお察しいただけるかと思いますが・・・
「輸血」は「必要な成分だけ」を使用するわけです。
そして、一般に「輸血」といったら「赤血球」の輸血を指します。
すなわち、

「抗体が存在する血漿成分を除いて輸血する」

わけです。
ですから、

>A型の血液に含まれるB抗原に対する抗体が、AB型の人の赤血球を攻撃することはないのでしょうか?

という問題が起きないわけです。
「抗体が含まれる血漿」そのものを(100%ではないでしょうが、無視できる程度に)除いて輸血するのですから、「抗体」による問題は起きません。

という感じなので、もし「血漿」(=抗原はないが抗体を含む)を輸血する場合は、話が変わってきます。
「抗体を持たないAB型血漿」をA型の人に輸血することはできますが、「抗B抗体を持つA型血漿」をAB型の人に輸血することはできない、となります。

>同様にRh-の人はなぜRh+の人に輸血することができるのでしょうか?

Rhの「+」とか「-」は、D抗原の有無を表しています。
D抗原を持たないのが「-」ですね。

で、ABO型だと、生まれつきABO型の抗原に対する抗体を持っています。
これに対し、Rh型などの抗体はもともと体内で作られているわけではありません。
何らかの理由で外からD抗原が入り込んだ場合に作られるようになります。
つまり、同じ「Rh-」の血液でも、「抗D抗体が含まれる場合」と「抗D抗体が含まれない場合」があるわけです。
こういったABO型以外の抗体を「不規則抗体」と呼びます。

そして、日本で使われる輸血用製剤は日赤が作っているわけですが、製造過程において不規則抗体についての検査を行っており、不規則抗体が含まれる場合は除かれています。

http://www.jrc.or.jp/mr/transfusion/test/cross_matching/
日本赤十字社 交差適合試験

ですから、「輸血で使われる血液」には、「不規則抗体は含まれていない」わけです。

つまり、

>Rh-の人の血液に含まれるD抗原に対する抗体がドナーのRhプラスの赤血球を破壊する

といったおそれのある血液は、製造過程で除かれているわけです。

  • 質問者

    shi********さん

    2019/3/2317:21:22

    詳しく教えていただきありがとうございます!

返信を取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

geg********さん

2019/3/1902:22:35

異型輸血は500mlくらいの少量輸血ならOK。
ここで考えなければならないのは抗体濃度です(あまり本などには書かれていませんが、結構重要なんですよ。)
AB型の人にA型の血液を少量輸血してもA型血液中の抗B抗体はAB型の人の体内で薄められてドナーの赤血球の凝集反応は起こりません。赤血球の凝集反応にはある程度以上の抗体濃度が必要です。そして輸血したA型の赤血球も無事であるため輸血が成功します。しかし、異型輸血で多量輸血した場合は抗体濃度が高くなりドナーの赤血球が凝集してしまいます。Rh式の場合も同様です。

返信を取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

あわせて知りたい

この質問につけられたタグ

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる