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医療事故調査制度導入の経緯を教えてください。

pnk********さん

2019/5/1920:20:53

医療事故調査制度導入の経緯を教えてください。

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ID非公開さん

2019/5/2403:56:49

救急医をやっております。

そもそも医師は医師法で『異状死体は警察に届けなければならない』と昔から決められております。
ところが『では異状死体とは何か?』は、現在においても法律ではっきりとされていないのです。
そこで厚生労働省はかつて、『日本法医学会が主張する異状死ガイドラインを参照するように』というお達しを出していました。(現在はうやむやに)
噛み砕いて言うと、そのガイドラインにはこう書いてありました。
『異状死体とは…明確に診断された病死以外の全ての死亡のことである』と。
そうなってくると、困ったのが臨床医でした。
つまり、法医学会の主張する死亡を異状死体とすると、いわゆる治療行為由来の死亡(そこにミスがあったかなかったかに関わらず)は、全て異状死体として警察に届けなければならなくなります。
警察に届け出たら、医療に警察が介入してくる恐れもある…『そうなったら医療の現場が萎縮するじゃないか!』ということです。
そんな議論が医師の間でしばらく盛り上がったんですよね。
で、それでひとまず出た結論が、『医療関連の死亡に関しては、警察じゃなく第三者機関に届け出ることにしよう』ということでした。
警察みたいに最悪医療ミスで罰しかねないところに届け出るんじゃなく、あくまで医療過誤があったか?再発防止にはどうすればよかったか?を使命とする第三者機関、それが医療事故調査制度です。

これが導入までのざっくりした経緯です。
導入当初は、もっと多い報告件数を想定していましたが、蓋を開けたら4倍以下とはるかに少ない。
そもそも現時点で、その事案を報告するかどうかを決定するのが、患者側でなく医療機関側である点(医療機関側が握り潰すことも不可能ではない)など、まだ議論の余地がたくさんあると言われております。

質問者さんを含め、少しでも国民の皆さんの理解が深まりますよう…。

質問した人からのコメント

2019/5/25 03:09:23

ご回答ありがとうございます!

わかりやすい言葉で解説してくれて、理解することができました。
医療分野だと難しく捉えがちだったのですが、解説してくださったような過程を経ていたんだな、とすんなり理解できました。

私が言うのはおこがましいのですが、回答者様、これからもお仕事を頑張ってください!医療分野の発展も同時に願っております!

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

nar********さん

2019/5/1920:25:47

2000年くらいに横浜と神奈川?の病院で患者5人による重大な医療事故が起こりました。あとはググれば出てきます。

返信を取り消しますが
よろしいですか?

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