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第一次世界大戦後、なぜドイツではハイパーインフレが起こったのですか? 賠償金...

mar********さん

2019/6/823:16:55

第一次世界大戦後、なぜドイツではハイパーインフレが起こったのですか?
賠償金は金貨マルクで指定されていたし、そもそも金本位制なので金で支払うのではないのですか?
また、ドイツの紙幣

をかえたり、出回っているお金を減らすなどできなかったのですか?

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kii********さん

2019/6/901:32:17

ドイツ人にとって敗戦は納得がいかないものでした。
戦略的には英仏に負けているわけですが、軍は十分な余力を残していた。
軍人は「裏切り者に背後から刺された」という拭いがたい鬱積があり、
帰国後も武装したまま町に駐屯した。
この放浪軍の存在はワイマール政権において咽喉元の匕首となっていた。
その背後に、兵士や一般市民の間に蔓延する共産思想があったことは重大です。
そもそも、ドイツ帝国が共和制化したのは共産革命を防ぐという目的もあったことから、この対応いかんによってはドイツがソ連のようになってもおかしくなかったわけです。ドイツ政府はそれだけはなんとか回避しようと考えた。
放浪軍は恩給と年金を政府に求め、各地で度々一揆を起こします。
弱腰の政府はこれに「紙幣の増刷」という最悪の手段で対応しました。
もともと外貨がフランスに流れる仕組みですから、外貨は大変貴重で、まずは外貨が不足していく。
一方、賠償はお金だけでなく現物でも要求されていました。
5000両の機関車、15万両の列車、4万頭の牛・12万頭の羊などです。
しかし、そのような巨大な「商品」がフランスに流入すると、フランスの生産業者が壊滅してしまう。そこで、フランスは自分たちで要求しておきながら物品での納入を拒否し、ルール地方を抑え、その勢いで帝国銀行の128億マルクを強奪、さらには未完成の紙幣を完成版にして大量に流通させました。
これによって需給バランスが崩壊、その激変相場を利用して金融業者が暗躍したことからハイパーインフレに突入していきます。
そして、もう一つ、このインフレには別の上昇圧力もかかっていました。
実はこのインフレが始まる前は、ドイツは空前の好景気で沸いていたんです。
その出どころはアメリカの資産家で、彼らはワイマール政権が抱えた膨大な賠償金を国債引受という形で間接的に肩代わりしていたんです。
これがドイツ巨額賠償のからくりで、ドイツは外貨流入・景気浮揚、フランスは賠償金を受け取り、アメリカは金融の恩恵を受けるというWinーWinーWinの関係性を構築する。そうすることで巨額賠償に懸念を持つ反対派のイギリスを黙らせていた、という現実があった。
ドイツはその資金の流動によって経済は回転していましたが、インフレによってその関係性が急速に崩壊、一気に外資が引き上げてしまった。
そのインパクトがインフレをさらに加速させていきました。

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goo********さん

2019/6/823:35:28

間違っていたらごめん、だけど昔学んだ記憶によれば

金本位制は戦時中から停止されていました。賠償金も金マルクと同価値の外貨で支払うんじゃなかったかな。
それでただでさえ経済が混乱しているのに、フランスがベルギーを誘って「賠償支払いの誠意がない」と言う口実でルール工業地帯を占領します。
ドイツ人労働者のサボタージュ運動でフランスも占領をあきらめ手を引きますが、ドイツ最大の工業地帯が事実上停止してしまったことは重大でここにドイツ経済は破綻してしまいました。
それでハイパーインフレ。

>ドイツの紙幣 をかえたり、出回っているお金を減らすなどできなかったのですか?

財政家シャハトがレンテン・マルク(不動産の裏付けがあった))を発行し、それまでの1兆マルクを1レンテンマルクに交換するデノミを行い、インフレは終息しました。

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