ドライアイスについて教えてください。 水を入れて出てくる白い煙は二酸化炭素ではない、 とあり、白い煙の原因はわかりました。二酸化炭素は気化されるとだけの説明しかなく疑問があります。
ドライアイスについて教えてください。 水を入れて出てくる白い煙は二酸化炭素ではない、 とあり、白い煙の原因はわかりました。二酸化炭素は気化されるとだけの説明しかなく疑問があります。 ①では二酸化炭素は放出されていないのですか?されているならどのように?(反応と方向) ②空気中に放出されているなら、量はそのドライアイスを作った際に使用した二酸化炭素量と同じ量ですか? ③よく、ドライアイスの煙は下に向かうのは二酸化炭素が重いからと聞きますが、あの煙が二酸化炭素ではないのならなぜ下に向かうのですか? ④ドライアイスが原因の二酸化炭素中毒を聞きましたが、あの煙は関係はない(気にしなくていい)という事ですか? 自由研究で必要な情報ですが、調べても上記の疑問が解決できず、教えてください!
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ベストアンサー
だいたい解答されているので補足だけ置いておきます。 ドライアイスがなくなるまで水を注げば二酸化炭素の削減になるかと言う話ですが、結論から述べるとなりません。 水に溶けようが空気中に放出されようが二酸化炭素は二酸化炭素です。水に溶けている二酸化炭素は温室効果ガスの働きをしませんが、当然海にだって二酸化炭素は溶け込んでいますし、溶けきれない二酸化炭素は空気中に放出されます。なので水に溶かしてもそこ水が蒸発したり、海までたどり着くまでに二酸化炭素が溶けきれなくなれば、また二酸化炭素は空気中に戻っていきます。 そもそもドライアイス自体が空気中の二酸化炭素を冷やして作られていますから地球全体としてみた場合二酸化炭素の量は増えも減りもしていないのです。 以下蛇足なので読まなくてもいいですよ。 根本的な話をすると二酸化炭素が増える最大の要因は炭素を含んだものを燃やすからです。ここで言う炭素を含んだものとは木やプラスチックや石油などのことですね。 二酸化炭素は植物の光合成で分解されて減少しますが現在の地球環境では森林の減少も伴い増加・減少のバランスが崩れている状態です。 二酸化炭素は温室効果ガスですから増えれば増えるほど地球が暑くなっていくわけです。 逆に減りすぎると今度は寒くなっていきます。何事もバランスが大切というわけですね。
更なる疑問にまでご回答頂きありがとうございます‼ 二酸化炭素が水に溶け込めば気体としての排出量が減り…と思いましたがそんな単純なものではないのですね、分かりやすいご説明でした! また、環境問題でもある二酸化炭素は、増減はないと見えたので、「副産物だ、だから問題ない」と結果を書きそうになっていましたが、ご回答頂きましたお話に興味を持ち、考察し直したいです。ありがとうございました。
質問者からのお礼コメント
疑問からまた生まれる疑問にもご親切にお答え頂き感謝しています。
お礼日時:2019/8/2 2:37