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私のすきな歌曲〝うつろの心〟です。

afterarain_fernando_さん

2019/8/917:43:37

私のすきな歌曲〝うつろの心〟です。

https://www.youtube.com/watch?v=5HsxY0CQdS8

この Nel cor pìù non mi sento〝うつろの心〟は、パイジエッロのオペラ、
『美しき水車小屋の娘』(1789年に上演)
のなかのアリアです。とてもきれいな曲で、グレイス・デビッドソンの演奏も秀逸だと思います。

ですけど、「美しき水車小屋の娘」は、シューベルトの連作歌曲集としても、知られています。むしろ検索すれば、シューベルトが出てきてしまうくらいです。
何かつながりがあるのでしょうか?
シューベルトの方は1823年の作曲で、パイジェッロの没後わずか7年です。

私は、シューベルトが、この件に関してだけは無神経なのかなと、思います。

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ベストアンサーに選ばれた回答

hamayuuさん

2019/8/1118:34:09

“Ceciliaの部屋” さんのブログに、こういうのが、ありました。

<抜粋>
この「美しき水車小屋の娘」・・・とくれば思い出すのはシューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘Die shöne Müllerin」ですね。
パイジェッロとシューベルト・・・どう結びつくのか、長年気になっていましたが、やっとわかりました。

作詞者のミュラーは、ベルリン大学の学生時代の1816年冬に当時出入りしていた枢密顧問官シュテーゲマン家のサロンで行われた歌芝居がきっかけで詩を書き始めたようです。
18世紀末から19世紀初めにかけて、パイジェッロの「美しい水車屋の娘」がドイツ各地で大当たりをとり、水車小屋の娘との恋というテーマがひとつの流行になったらしいです。
ミュラー自身の失恋の痛手も重なり真剣に精魂こめて詩作したため、本来戯れの歌芝居のためのものであった詩に異様な迫真力が加わる結果となったようです。(シュテーゲマン家の歌芝居は、美しい水車小屋の娘が粉ひき職人、庭師の少年、狩人、地主の4人に懸想され、最後は粉ひき職人に好意を寄せるが結局は狩人になびくという筋立て。作曲はサロンの一員の作曲家ルートヴィヒ・ベルガーによる。)
シューベルトはミュラーのこの詩集を友人のところで見つけ、すぐに作曲したようです。
作曲した1823年当時、シューベルトは悪性の病気に悩まされ、創作力も衰えがちで、絶望的な気分を味わっていたようですね。

あなたの質問の、ぴったりの答えにはならないけど、有力な推論の後ろ楯になりそうな気がします。
① パイジェッロのオペラが、ドイツで評判になる
➁ 水車小屋の娘との恋、というテーマが流行する
➂ ミュラーがこのテーマで、歌芝居の詩をつくる
④ この詩を見たシューベルトが歌曲集を作曲する

つまりシューベルトは、パイジェッロのオペラを模倣したのではなく、オペラに影響されたベルリン大学の学生ミュラーが書いた詩に触発され、創作意欲をかきたてられた。そして生まれたのが歌曲集「美しき水車小屋の娘」(うつろの心とは、まったく別もの)ということになります。
ただ現代では、題名だけでも著作権にふれる、ような気がします。

  • 質問者

    afterarain_fernando_さん

    2019/8/1521:50:29

    素晴らしい回答、ありがとうございます。
    オーダーメイドの、私にまさにぴったりの答えでした。
    二つの『美しき水車小屋の娘』が、私の中でちゃんと繋がって、
    〝うつろの心〟と歌曲集は、まったくの別もの。
    ふしぎなカラクリの仕掛けが、いっぺんに解けたようで、とても気持ちがすっきりしました。

    この回答がなかったら、“Ceciliaの部屋” さんのブログにもたどり着けなかったと思います。

    三日ほど遠出をしていて、いまもどって回答を読ませていただき、淡々とつづられた文面に、心が熱くなりました。繰り返して読み直し、まだ気持の整理がつかない状態ですが、
    嬉しさが抑えられません。

    私にとって、最高の回答でした。
    こころから、感謝いたします。ありがとうございました。

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質問した人からのコメント

2019/8/15 21:54:13

この二つの『美しき水車小屋の娘』を、あなたもお好きなのだろうな、とつよく思いました。
本当にありがとうございました。

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