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フランケンシュタインってどこらへんがゴシックなんですか?

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ID非公開さん

2019/12/1021:36:13

フランケンシュタインってどこらへんがゴシックなんですか?

ゴシック小説といえばフランケンシュタインとドラキュラですよね。

ドラキュラは分かります。正にゴシックって感じがします。

ですが、フランケンシュタインはサイエンスフィクションの要素が強く、近未来感さえ感じる話だと思います。
どこらへんがゴシックなんですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

2019/12/1104:34:23

ざっくり言ってしまえば時代的な分類です。
ゴシック小説と言えば(建築様式は無視するとして)、怪奇・幻想的なものを扱った小説とされていますが、その第一次ブーム(本物)と呼べる期間は比較的、短いものでした。

主にイギリスを中心としたゴシック小説の嚆矢とされるのが、
「オトラント城奇譚」 ホレス・ウォルポール(1764年) 講談社文庫
で、終焉とされているのが、他ならぬ、
「フランケンシュタイン」 メアリー・シェリー(1818年) 角川文庫
あたりになります。この間の作品としては、
「ヴァテック」 ウィリアム・ベックフォード(1786年) 学研文庫
「マンク」 M・C・ルイス 国書刊行会
「イタリアの惨劇」上下 アン・ラドクリフ(1797年) 国書刊行会
「吸血鬼」 ジョン・ポリドリ(1819年) 河出文庫(抄訳)
「放浪者メルモス」 ロバート・マチューリン(1820年) 国書刊行会
などがあります。

もちろんゴシック小説は他の国にも飛び火しています。
<フランス>(フレンチ・ゴシック)
「悪魔の恋」 カゾット(1772年) 国書刊行会
「トリルビー」 ノディエ(1822年) 岩波文庫
<ドイツ<>
ホフマン、ノヴァーリス、そしてゲーテの諸作品。
<アメリカ>(アメリカン・ゴシック)
ホーソン、ポー。

ただしこれらの国のゴシック小説や、本国イギリスの19世紀半ばから出て来た怪奇小説は厳密に言うと”ゴシック風小説”ということになるようです。
「吸血鬼カーミラ」 レ・ファニュ(1872年) 創元推理文庫
「吸血鬼ドラキュラ」 ブラム・ストーカー(1897年) 創元推理文庫
「白魔」 アーサー・マッケン(1899年) 光文社文庫
「ぺガーナの神々」 ロード・ダンセイニ(1905年) 早川文庫

つまり、本来のゴシック小説は、他国に飛び火し、本国でも飛び石となる礎を築いたものの、その寿命はさほど長いもの(約50年が長いか短いかは議論の分かれるところですが)ではなかったということです。だからそこを突き詰めていくと、「吸血鬼ドラキュラ」の方こそゴシックではない、ということになりかねません。

ですが個人的には「なぜ『フランケンシュタイン』はゴシック小説なのか」と問われれば,「だって長い間そう言われてきたんだもん」としか答えられないような気もします。内容からすると確かに他の小説とは一線を画すものですから。
でも、ご安心下さい。SF文学史には「海底二万哩」や「タイム・マシン」とともに「フランケンシュタイン」は”金字塔”としてしっかり刻みこまれていますから。

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ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

cra********さん

2019/12/1022:10:46

ケン・ラッセル監督の「ゴシック」という映画を観ると判る。

あわせて知りたい

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