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市販の小柴胡湯加桔梗石膏が無かったので、小柴胡湯と桔梗石膏を別で買ったのです...

ald********さん

2020/3/3019:40:46

市販の小柴胡湯加桔梗石膏が無かったので、小柴胡湯と桔梗石膏を別で買ったのですが、それぞれの用量を服用しても良い物でしょうか?他の漢方薬の飲み合わせは、麻杏甘石湯+小柴胡湯+桔梗石膏+

胃苓湯です。あまり良く無いでしょうが、高齢者で薬で高血圧が普通の血圧位になってる人にも、いざとなったら飲ませようと思っているのですが、別々の用量を飲んでも良ければ、そのまま飲みますし、別々だと用量が多いのであれば小柴胡湯加桔梗石膏の成分を教えて頂けませんでしょうか?

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南條雅士さん

2020/3/3111:15:06

たぶん、金沢大学附属病院漢方医学科の小川先生の特別寄稿を読んで漢方薬を買おうとしているのだと思いますが、あの論文は、今の病院で処方できる漢方薬のみに限定されています。

柴胡、半夏、黄芩、人参、大棗、甘草、生姜、桔梗、石膏が小柴胡湯加桔梗石膏ですが、小柴胡湯+桔梗石膏とほぼ同等になると思われます。小柴胡湯や小柴胡湯加桔梗石膏が必要になる場面は、感染症が少し進行し病邪が膜原に入った(日本漢方で言うと少陽)ときに必要になります。しかし、初期の段階では必ずしも必要なものではありません。なお、今回のような新型コロナ肺炎では人参は不要で無いほうが良いです。

今まで、中国の論文や治験を見たときにキーポイントになる重要生薬は、藿香と大青葉です。

藿香は湿邪を除くのに良いですし、胃腸の働きを向上させる意味もあります。病院処方してもらうのでなく普通に薬局薬店で購入するなら、胃苓湯よりも藿香正気散の方が良いです。小川先生の特別寄稿では藿香正気散は日本に無いと書かれていますが、病院で処方される医療用の漢方薬には無いけれど、薬局薬店用の漢方薬では藿香正気散は普通に売っていますので、藿香の配合されていない胃苓湯よりも藿香正気散の方がずっと良いです。本来は蒸し暑いときのだるさや夏風邪に適応する漢方薬です。味がわからない、体がだるい時に一番使いたい処方です。

なお、湿邪が存在するときに麻黄湯や葛根湯で温め汗を出す治療をすることは良くありません。風邪や寒邪は温めて汗を出せば駆逐できますが湿邪は粘着性があり除去できず残ってしまいます。だから治らない。ゆっくり汗を出しながら治療するのに藿香正気散は最適です。場合によっては麻杏薏甘湯を合わせます。

大青葉はハーブとして入手できますが、無ければ板藍根でも良いかも知れません。大青葉と板藍根は同じ植物です。大青葉はホソバタイセイの葉で、板藍根はホソバタイセイの根ですから薬効は似ています。ただし、清熱解毒作用は大青葉の方があります。しかし、お茶として飲むのには板藍根の方が甘くて飲みやすいです。

発熱、ほてり、口渇や喉痛があり清熱が必要になる場合には、金銀花、連翹が入っている銀翹散が良いです。咳や呼吸困難があれば麻杏甘石湯あるいは五虎湯を合わせ、大青葉や板藍根をお茶として併用するのが良いでしょう。

日本と武漢は違います。また、武漢のピークは寒い2月でした。日本のピークはこれからで、もっと暖かくしかももっと湿度の高い時期になりますので、実際に発症したときの治療薬は清熱の働きと去風湿の力が強い処方の方が適合する場合が多くなります。つまり、武漢で使われた清肺排毒湯よりももっと清熱解毒作用が強く、去風湿作用の強い組み合わせの処方の方がより適合すると予想します。

  • 質問者

    ald********さん

    2020/4/100:46:19

    わざわざ色々と教えて頂きありがとうございました。大変勉強にも参考にもなりました。漢方初心者なので、何にも分かりませんが、もしも病状が出ても、病院にも薬局にも行けないと思いますので、昔に記事で見た清肺排毒湯をと思いお聞きしました。お二人共に色々教えて頂き本当にありがとうございました。これからの時期の事や漢方薬の事まで書いて頂きましたので、南条さんをベストアンサーにさせて頂きたいと思います。何を組み合わせたら良いのか良く分かりませんが、清肺排毒湯、カッコウショウキサン、金銀花、大青葉、五虎湯を使ってみたいと思います。

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質問した人からのコメント

2020/4/1 01:05:58

本当にお二人共に色々と教えて頂きありがとうございました。もしも症状が出て来たら、高齢者には、少ない量から飲ませる様にします。麻杏甘口湯、胃苓湯、小柴胡湯、桔梗石膏でやってみて、胃苓湯をカッコウショウキサンに変えたり、大青葉で茶を作る様にします。また金銀花も調べてみます。

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南條雅士

薬剤師

漢方薬で体と暮らしをサポートするプロ

厳選した漢方薬で、一人ひとりの体質に合わせた健康づくりの提案 不妊、アレルギー、アトピー、自律神経系疾患など、さまざまな悩みに対応。漢方薬の幅広い知識と実績、厳選した漢方薬や食養生についてのアドバイスで、健康づくりや不安解消のサポートをします。

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mowsukeさん

2020/3/3111:20:55

おそらく、

http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/news/gakkai/covid19_kanpou...

に関連した情報から、その漢方の組み合わせを試してみようと考えられたのだと思います。

オリジナルの清肺排毒湯に比べて、鎮咳去痰作用は劣るものの(その場合は、麻杏甘石湯を五虎湯に変更するのが良いと思われる)、補気の作用も若干配慮され、より多くの人に使いやすくなっている印象です。

生薬の石膏は、この方剤の熱を冷ます作用のキーとなる生薬で、麻杏甘石湯にも配合されていますが、エキス剤の場合、その有効成分が少なくなることも多いので、桔梗石膏を加えてより清熱の効果を期待するように考えられたのだと思います。

したがって、逆に言うと、熱がそれ程高くない場合は、桔梗石膏を抜いて服用するなど量を調節できるため、別々に購入したのはむしろ幸だったと思います。

問題は、麻黄の方で、この生薬は交感神経や中枢神経を賦活化する作用があるため、心臓血管系に疾患のある方には使いづらい薬となります。

ただし、麻黄は、この方剤の肺の呼吸機能を活性化する(中医学的には宣発粛降という)作用のキーとなる生薬であるため、麻杏甘石湯の量の調節は、症状と身体の状態などから判断する必要があると思われます。

したがって、本来はこれらのことを理解できている方に直接診てもらう必要があるのですが、これを勉強している人はの日本では本当に少ないのが現状です。

また、報告文には、清肺排毒湯が幅広い病態に効果があるように書かれていますが、他の方剤のほうが良い適応になる症状があることも同時に報告されていますので、その点は注意したほうが良いでしょう。

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jet********さん

2020/3/3021:02:48

成分(どの生薬がどれくらい使わているか)は商品に記載されていると思いますよ。

どれも喘息なんかに使われる漢方でしょうか。
高齢の場合、体力が無いので弱めの漢方を選択することもあると思いますので、病院で出してもらった方が無難だと思いますよ。
自信と覚悟があるのなら構いませんが。

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