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螺鈿漆器の茶道具について

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ID非公開さん

2020/6/3002:11:56

螺鈿漆器の茶道具について

当方、茶道はしないのですが、趣味で茶道具を集めています。
最近、唐物風の螺鈿漆器が欲しくなりヤフオクを見ているのですが、唐物風の螺鈿漆器は棗や香合と小物入れとが曖昧な物が多いように見えます。
唐物風の螺鈿漆器の場合は、棗や香合と小物入れとの違いはないのでしょうか?
また、唐物風の螺鈿漆器は、作者不詳、共箱無しが一般的なんでしょうか?

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2020/6/3018:01:10

このご質問に関しては、漆器の製作に詳しい方からご回答いただくのが適切と存じますが、茶道との関連について使用する立場からの考えを述べてみます。

茶道に使用される漆器には真塗や蒔絵、沈金、螺鈿などいろいろな手法のものがありますが、茶道の精神的な面から考えますと、豪華な雰囲気のものよりは職人の腕の冴えを見せる事はあっても全体として地味な雰囲気のものが好まれるように思います。

又、最初から茶道具として注文を受けて製作されたものとは限らず、使用される方の好みによって他の用途に作られたものを茶道具に転用される場合も多いと思います。
特に、薄茶器は棗に限らず、色々な形状・用途のものがそのまま或いは象牙の蓋をつけて使用される事が多いと考えられますので、ご質問に述べられているような事例は多いかと存じます。
(更に突き詰めて考えれば、茶道に使用される道具類は元々茶道用に作られたものよりは他の用途に作られたものの中から茶道に適したものを選んで転用したものが多いように思われます。)

比較的後世の作品で最初から茶道用の道具として(あるいは茶人からの注文で)製作されたものは作者の名前や記号などが入っているものが多いと思いますが、大昔に外国で製作されたものは、おそらく作者の名前などは入っていないかも知れませんし、
後世の作品でも、どこかの工房等で数多く作られたようなものは、作者の名前は入れていないものがあったと思います。

螺鈿漆器は主に中国、朝鮮、日本で製作されていると思いますが、唐物風の螺鈿漆器であっても、昔中国で製作された「唐物」ではなく、それを写した「唐物風」は謂わば模倣品として中国以外の所で製作されたものが多いのではないでしょうか。

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質問した人からのコメント

2020/7/6 09:15:50

今回はこちらの方をベストアンサーにさせていただきます。
皆様、回答の方ありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

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草の家さん

2020/7/500:46:34

茶席で螺鈿のお道具ってあまり見ませんね。仮に唐物であっとしても螺鈿のきらびやかなところは茶道のわびさびから離れるような気がします。取り合わせも難しいかもしれません。以上あくまで私の考えでした。

goy********さん

2020/7/418:10:59

はっきりとはわからないのですが、古銅の花入れ、茶入れ、茶杓(象牙の)、茶椀などは唐物があり、そのあとに国産ができたし、陶磁器は日本からの注文で大陸で焼かれたりもしていますが、棗ってそういえば唐物があるんでしょうか? 棗は日本だけのもの? 茶道具の本などでも、いちばん古いのが他の道具では唐物だけど棗は日本製から始まってるのですが……。もともと唐物には棗が無いし、日本のニーズで作られることもなかった? そんな気がするんですが。
わたしも詳しくないですが、中国に名前がわかっている漆・螺鈿作家がいるのか、わからないです。近世の終わりから近代以降に国が作ったものとか中国と朝鮮にありそうな気がしますけどどうなんだろう、官製。古い伝世品で日本で箱が作られたものでなければ箱も……共箱ってそもそも日本の文化という気がしますが。

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仙秀さん

2020/6/3023:32:05

収集御希望の螺鈿漆器は、茶道具では主流にはなっていません。香合には螺鈿のものが見られますが、装飾性は高いものの安らぎの感じられる道具を好む茶人には、よほど年代物で落ち着きが感じられるもの(200年以上前の螺鈿漆器)でないと茶席では歓迎されていません。なお場の場の明るさを重視する煎茶道では螺鈿道具(茶托、文房飾、飾り棚等)は偶に見受けます。

抹茶道では使いませんが、和室応接間に置かれる茶箪笥には中国風の螺鈿装飾が日本でも作られていましたが、現代ではニーズがないので作られていないと思います。

抹茶道は佗寂を重視しますので、大量の貝を装飾に使うことは殆どありません。棗
や香合の蒔絵にしても、落ち着きがない派手やかで豪華なものは敬遠されており、風情が重視され、小さな貝材を蒔絵の風景の一部に使う程度のものです。

一方中国では装飾の高価さ、豪華さが優先ですので、螺鈿装飾は頻繁に使われています。芸術性よりは豪華さを重視しているため、製作者の名やその人の芸術性は問われないので、共箱はないのだと思われます。

ただ松田権六が貝の代わりに卵殻を敷き詰めるような見栄えがある装飾法を得意としていましたが、高額であることと、佗を重視する茶人には受容されていないようです。また抹茶道では「小物入れ」というのは何を意味するのか不明、茶道具には登場してきません。

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