捻くれぼっちの比企谷八幡が奉仕部に入り
『本物』を探す話ですかね。
まあ,初期の頃はギャグ系でいくつもりだったため,1期前半はギャグ多いですよね。
比企谷八幡は今までずっと一人だったために
人を助けるときに必ず自己犠牲をします。
(1期12話)
『誰も傷つかない世界の完成だ』
八幡は傷ついてますよね。でも,それをカウントしてません。つまり自分の回りにはいつだって誰もいない。だから,自分が犠牲になることは当然だと思っています。
(2期2話)
八幡の偽告白
戸部が告白するとみんなの関係が崩れる。
そのため海老名さんが男子の関係と話を曖昧にしながらも告白させないでほしい。
今までの関係を続けたいという依頼を出します。
だから,八幡はまた自己犠牲ををして,
関係を取り持つために偽告白します。
しかし,その自己犠牲の精神は結衣と雪乃は
よく思っていない。八幡には傷付いて欲しくないんです。
雪乃は上手く言葉にできていない
「上手く言えなくてもどかしいのだけれど」
結衣は自分の好きな人が嘘であっても告白をしたこともショックだった。
「もっと人の気持ち考えてよ」
八幡はいろんなことを知っています。
ですが,結局今まで一人だったために表面的な意味しか知らず,本当の意味には気付いていません。
2期8話
「本物が欲しい」
「自己満足を押しつけあえる関係」が,
八幡は欲しい。
上辺だけの取り繕った関係は要らない。
それに関しては結衣と雪乃も苦悩してます。
いつかなくなる奉仕部での関係をどうするのか悩んでいます。
結衣は雪乃とも居たいし,八幡の気持ちもほしい。けれど,雪乃の気持ちに気づいている
結衣は
「あたしは全部欲しい」
欺瞞の関係でずっと3人で居たい。
雪乃は今まで母には自由にさせられてきて,
ずっと陽乃の真似事をしてきたために自分の気持ちが分からない。
高校生という多感な時期の複雑な感情を描いていると思います。