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2020/8/11 9:00

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国が外貨をたくさん保有しておくメリットは何ですか?

国が外貨をたくさん保有しておくメリットは何ですか?

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>国が外貨をたくさん保有しておくメリットは何ですか? メリットはいくつかありますが、大きな要素は、 ●為替市場で「自国通貨買い/外貨売り」の為替介入が必要になった場合、それが実行可能。 ●金融面で他国から信用されるので、国際貿易(輸入)の決済がスムースに実行できる。 ●「投機筋からの自国通貨売り」を狙われにくい。 といったものが考えられます。 「国が外貨をほとんど保有していない状態のデメリット」を考えると、その意義が理解できると思います。→たとえば、おとなりの韓国(大韓民国)です。 現在、韓国のウォンは、国際間の決済通貨として認められてはいません。→それゆえ、韓国の輸入業者がサウジアラビアの輸出業者から800万ドル相当の原油を輸入したい場合、その代金を韓国ウォンで支払おうとすれば、相手から「ドルで支払ってくれないのであれば、原油はお売りしません。」と言われてしまうはずです。 すると、韓国の輸入業者は、韓国国内の銀行で、ウォンをドルに両替する必要があります。→もし、銀行が保有するドルがわずかしかなければ、その銀行は韓国の中央銀行からドルを借りて調達することになるでしょう。しかし、もしこのとき、中央銀行がドルを保有していなければ、韓国の輸入業者は代金の支払いに困ってしまいます。 もちろん、銀行は、外国為替市場へ「ウォン売り/ドル買い」の注文を出すことによって、必要な量のドルを調達することは可能ですが、市場にウォンの売り注文を大量に出せば、おそらくウォンの急落を招いてしまい、それによって、ドルの調達コストがどんどん不利になっていきます。 なお、(当然ですが)、保有する外貨は何でも良いわけではありません。→「国家間の決済で使えない通貨」をどれだけ保有していても、たいした意味はありません。 国家が保有してメリットがある代表的な外貨は、(基軸通貨として認められている)ドル、それに加えて、ユーロと円、この3つでしょう。 ポンド、スイスフラン、豪ドル、カナダドル、がこれに続くと思います。