自衛隊において、R-37のような超長距離空対空ミサイルの開発/採用の予定は有るのでしょうか? HAVTを相当遠くから狙い撃ちできる点や、先手を取りやすい点は相当メリットが有る様に思えます

自衛隊において、R-37のような超長距離空対空ミサイルの開発/採用の予定は有るのでしょうか? HAVTを相当遠くから狙い撃ちできる点や、先手を取りやすい点は相当メリットが有る様に思えます 。 また、今後ミサイルキャリアになるらしいf-15JSI?も、現状ミーティア系を載せたとしても、撃つ前に落とされちゃうような気がして... それならMRAAMはF35の様なステルス機に持たせて、嵩張る超長距離ミサイルをミサイルキャリアに積ませておくって方が効率良さそうって思っちゃいます。

ミリタリー28閲覧xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">50

ベストアンサー

0

現在のところ、ロシア軍のR-37やR-77-PDに匹敵するようなスペック(射程距離300km以上、速度マッハ6以上)を保有する長距離空対空ミサイルの開発状況としましては、イギリス等で現在配備されている「ミーテイア」の改良型を挙げることが出来ます。 「ミーテイア」改良型は、JNAAM (Joint New Air-to-Air Missile) と呼ばれており、シーカーには日本製のAESAレーダーを搭載する予定です。 それにより、JNAAMはミーティアよりも探知能力に優れ、なおかつ欧州の高速度及び長射程を併せ持ったミサイルであると期待されています。 「HAVT」とありますが、「HVT(High-Value Targets)」 のことでしょうか? たしかに、R-37の場合、機動性能は約7~8Gとされており、そこまで高くありません。そのため、AWACS(早期警戒管制機)や輸送機の迎撃用であると想定されています。質問者さんのおっしゃる通り、ミサイルの長射程化はHVTの破壊に有利になる点もあります。 しかし、母機の戦闘機のレーダの探知捕捉能力も関わってきますので、ミサイルの射程が長いだけで優勢になるわけではありません。 また、AWACSを配備している空軍戦力であれば、電子戦を担当する航空機も配備している可能性が高く、電磁波攻撃により、確実に長距離ミサイルをHVTへ捕捉・誘導し、撃墜が可能になるわけではありません。 これは他の射程でも言えることですが、バランスの取れた戦力が必要であり、それを使いこなすことが重要です。 質問後半部分への回答になります。 航空自衛隊であれば、今後このJNAAMを搭載したF-15JSIの他に、AWACSやE-2Dとセットで運用することになります。 F-15JSIでは「スタンドオフ・ミサイルの搭載」、「搭載弾薬数の増加」、「電子戦能力の向上」を目的としています。 「搭載弾薬数の増加」からミサイルキャリアだと質問者さんは見ていますが、これは制空戦闘機という視点でしか見ていないからだと思います。 F-15Jの大規模改修はれっきとしたマルチロール機への改良であり、撃つ前に迎撃されるから・・・という理由でミーティアを搭載させないという判断が出来るものではありません。(JNAAMの場合、そもそもミーティアがベースですので、サイズとしては嵩張るという評価はできません。) また、様々な航空機や海上自衛隊の護衛艦、さらに地上からの電子的な支援を受けてこそ航空作戦は成立します。 F-35は、長距離の目標を捜索・識別・探知・捕捉・追尾できるセンサーやレーダはもちろん、それらを処理可能な高度なアビオニクスが搭載されています。 そのため、F-35こそ長射程空対空ミサイルを搭載し、敵に探知捕捉されない距離でスタンドオフ攻撃を実施することに最適な機体であると考えています。 さらに、F-15JSIにもミーティアを搭載しておけば、たとえF-15JSIが後方にいたとしても、F-35が敵を探知捕捉していれば、誘導することが可能です。 効率も重要ですが、予算と時間が許すのであれば、様々な攻撃及び防御のパターンを持っておいた方が、大局的には生存性の向上へと繋がります。 参考サイトのリンクを貼っておきます。 「新たな空対空ミサイルに係る日英共同研究」 https://www.mod.go.jp/atla/research/ats2019/doc/nishiyama_kobayashi.pdf# 「日英共同開発のMBDA「ミーテイア」ミサイル試射は2022年度」 http://tokyoexpress.info/2018/01/22/%E6%97%A5%E8%8B%B1%E5%85%B1%E5%90%8C%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AEmbda%E3%80%8C%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%80%8D%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E8%A9%A6%E5%B0%84%E3%81%AF2022/ 以上、長文となりましたが、ご清覧ありがとうございました。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

なるほど...電子戦や陸海との連携について完全に抜け落ちていました。 戦略等詳しく分かり易いご説明有り難うございました、 リンクの方も確認させて頂きます!

お礼日時:8/15 23:29