https://ec.crypton.co.jp/pages/prod/vocaloid/mikuv4x 「初音ミク V4X」は VOCALOID4 のライブラリーを本体として、互換エディターである Piapro Studio と、PreSonus 社製 DAW の Studio One Artist Piapro Edition という特別仕様のものをセットにした製品です。 これに付属する Piapro Studio (for V4X) は VOCALOID4 までのライブラリーに対応しているので、V4 までの他社製ライブラリーを追加しても利用可能です。 https://sonicwire.com/product/virtualsinger/special/mikunt 「初音ミク NT」は、順当に進化していれば VOCALOID5 のボイスバンク(ライブラリー)になると思っていたら、VOCALOID とは互換性の無い全く独自のものになりました。 元々、歴代の“初音ミク”と同じ8月末を発売日として目標にしていましたが、新型コロナの影響もあって延期され、まだ発売には至っていません。(当然サウンドハウスで売ってるわけがない) ただ、購入予約者には開発途中のプロトタイプ版が提供されているので、既にそちらは使っている人がいます。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/04/news141.html こちらも製品の構成としては「初音ミク NT」専用の歌声ライブラリーに加え、専用の Piapro Studio (for NT)、それに Studio One Artist Piapro Edition というセットになります。 このライブラリーは付属の Piapro Studio for NT でしか扱えません。 この Piapro Studio for NT は、見た目は以前の Piapro Studio とほぼ同じようですが、互換性は無いため、他社製 VOCALOID4 (3) ライブラリーはもちろん、クリプトン製の他の V4 (V3) ライブラリーでさえ使えません。 つまり NT は現状「初音ミク」の声だけしか使えません。 新しいのでいろいろ進化はしているようですが。 初音ミクだけだけど、最新技術を駆使して歌わせたいなら NT、いろんな歌手ライブラリーを追加してハモらせたりコーラスさせたりしたいなら V4X、みたいな感じかと。 まぁ、ミク以外にはそれぞれ必要なエディター使って別々に仕上げてから DAW 上に貼り付けてミックス等行うような形で制作すれば、ただちょっと面倒くさくなるだけで NT でも構わないことですけど。