中世の西洋貴族について質問です。 小説などで、身分の剥奪や爵位が落ちた一族などがあるのですが現実でもある事なのでしょうか? また令嬢の身分剥奪とかも出てくるのですが、貴族の女性にも

中世の西洋貴族について質問です。 小説などで、身分の剥奪や爵位が落ちた一族などがあるのですが現実でもある事なのでしょうか? また令嬢の身分剥奪とかも出てくるのですが、貴族の女性にも 身分があるのですか? 女性にも爵位が付くのでしょうか?

小説 | 世界史57閲覧

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>身分の剥奪や爵位が落ちた一族などがあるのですが現実でもある事なのでしょうか? 爵位の剥奪はありますが、爵位の降格はありません。 爵位の剥奪の例として、神聖ローマ帝国のザクセン選帝候は、皇帝と対立し、ザクセン選帝候位を剥奪され、同族の皇帝と親しかった者に与えられたことがあります。 また、ファルツ選帝侯は、皇帝と対立し、選帝侯位を剥奪され、元のファルツ宮中伯に戻っています。 >令嬢の身分剥奪とかも出てくるのですが、貴族の女性にも身分があるのですか? 当然あります。 基本的に家門や嫁ぎ先により身分差が生じます。 >女性にも爵位が付くのでしょうか? これは、サリカ法がどのように適用されているかによります。 ドイツやフランスなど、サリカ法が厳格に適用されている場合、女性が爵位を継承する事は可能ですが、夫がいた場合、爵位は夫のものになります。 あくまで女性の爵位は、臨時というあつかいです。 イタリアの場合、準サリカ法が適用され、女性が爵位を名乗ることはできますが、男性優位のため、他に男性がいたら、そちらが爵位の継承者になります。

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貴族の身分剥奪には主に3種類ありまして。 ■反逆などで家名断絶 要は王様に逆らったんですね。 ■大公の廃嫡 大公は、国や時期によりますが、王子や王様の孫など、王様の家族の男子です。 例えば、複数の王子が居る場合。 長男がおバカさんだと、次男に継がせるか?となる訳ですが。 長男の王子が大公家など興していると廃嫡(家を継がせないと宣言)。 この場合、(次男に反逆しないように)長男の子どもまで捕まえて幽閉したりします。 ■女性爵位の剥奪 後で説明。 女性の貴族についても主に3種類。 ■単に貴族の妻などを男爵婦人(Baronに対するBaroness)などと言う場合。 メアリー・スタッフォード子爵夫人のように、夫と同格の爵位をもらい、夫が貴族の位を失っても持ち続けた例があります。 ■王の愛人 つまり、妾に爵位を与えるケースがあります。 まあ、妾に権威づけするためでしょうね。 ■一時的に貴族にする 家の男子が相次いで病死などして、後継者がまだ子どもの場合、妻や娘が一時的に女性爵位を継承。 (妻と言っても、その貴族の娘で、婿養子をもらっている場合は、貴族の一族と言える。) 後継者が成長したら、爵位を継がせ、女性爵位を廃止します。

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形式的には「王」は自身に忠誠を誓い その命令に従う者(=家臣)に それに見合った恩恵として 国内の「領地」の統治権を与えた訳です。 言い換えれば「王」に対して 忠誠心が無く、その命にも従わない 不忠な者には 「王」から「領地」の統治権を 剥奪される可能性はあるでしょう。 ただし、これはあくまで 形式上の話であり こうした権限を執行するには 「王」に「家臣」に忠誠を尽くさせるだけの 信頼や権威がないと この形式は成立しない場合もあるでしょう。 中世も中期以降には 貨幣経済が発達した事で 「お金」の有無が色々な事象で物を言う時代になって行きます。 「王」や「貴族」の権威・権限は その財力に由来・依存するようになり 古い制度によって 形式的には「貴族は王への忠誠をつくす」 というのが建前ですが それは、ある種の貴族の美学であり 極端に言えば 「王」より経済的に豊かな「貴族」には 「王」に従う実質的なメリットは無くなって行った訳です。 逆に言えばそうした時代には 「お金」で「爵位」や「領地」を手に入れて 実質的に「貴族」になった 元大金持ちの平民も登場するのが 中世末期には居たそうです。 (いわゆる「新興貴族」と言う人たちです) それは血筋的には貴族である人物が 経済的な理由で「爵位」や「領地」を 無くす事があったという事でもあるでしょう。 実際にはお金にルーズな貴族が 借金をした挙句、返済ができなくなり その代わりに自分と相手の 「娘」や「息子」を政略結婚させたり 「養子縁組」で義理の親子になったりする事で 貴族でない人が貴族に成り上がり やがて実験を奪われた 本来の貴族は幽閉や追放される・・・という場合もあったでしょう。 中世末期~近世には そうした貧乏貴族(元貴族)だった子孫が 平民の中に埋もれて生活していた場合もあったようです。 こうした実質的な 「爵位」「領地」売り買いによって 成り上がった新興貴族は その形式上の権威者である 「王」にも「経済的」な支援・賄賂などを 行って自身の身分を強固に固め その上で本来の「貴族」の血縁者を 領地から排除したりする場合もあったでしょう。 これを「爵位の剥奪」と言えば 言えるかもしれませんね。

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爵位と言うのは、土地についてきます。例えばパリでしたら伯爵、モンテスキューでしたら男爵です。同じ領地でパリ男爵になったり、モンテスキュー伯爵にはなりません。格が下がると言うことは領地没収か、領地替えです。これはありえます。(大概は没収ですが) 女性の身分はその家の家格です。公爵令嬢は伯爵夫人より格上と言う事になります。 当主が女性の場合は女性が爵位を次ぐことは可能です。 例えばアヴィニョンで有名なトスカーナ辺境伯爵領は女伯が次いだときがありました。