MUFG株をはじめ、高配当のメガバンク株が上昇しません。素人目にはあがって然るべきと思えるのですが、なぜ上がらないのでしょうか?

MUFG株をはじめ、高配当のメガバンク株が上昇しません。素人目にはあがって然るべきと思えるのですが、なぜ上がらないのでしょうか? ご教示願います。

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ベストアンサー

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んとね、銀行の収益ってそのおおもとは数年前にまかれた種なんですよ。銀行の収益の基本は人や企業に金貸して金利を取ることです。んで通常、銀行から金借りて数か月で返しておしまいなんてことはありません。普通は数年場合によっては10数年単位の付き合いになります。 なんで新規の仕事がなくなっても、今ある契約で会計上はしばらくは利益が出せるっていうこと。でもそれは企業としての永続性を保証するものではなくて最終的に貸した企業が飛んじゃって金が回収できなければ今までの利益(しかもそれは低金利で薄い)を軽く吹っ飛ばす損が出るわけです。 要は銀行の収益はよくなる時も悪くなる時も遅行するので、「足もとの収益に比べて割安」は全く機能しないってことです。 またPBRも銀行の場合機能しません。PBRが下値として意識されるのは事業が立ち行かなくなってやめたとしても資産があまっててそれを売却することで回収できるよねってことです。 日本の平均的な上場製造業では100の資産に対して、負債で50、株主資本で50を調達しています。ここで資産に10の棄損が起こったとしましょう。負債は株主資本より回収が優先されますので損はまず株主が負います。なんで90の資産、50の負債、40の株主資本となります。50が40に減りはしますが、40は残るのでその分はPBRって意味あるよねってことになります。 これが銀行になると日本の平均的な上銀行では100の資産に対して、負債で95、株主資本で5の調達をしています。もしここで資産に10の棄損が起こると5の株主資本はあっという間に吹っ飛んで債務超過になります。つまり株主にはなにも残らないのでいざっというときにはPBRはまったく機能しないわけです。なんでこういう業態でPBRなんて論じても意味ないわけです。 これは銀行が決済性の取引を貸方借り方に両建てで持っている(それが銀行の重要な機能のひとつです)からしょうがないことなのです。よく金融危機のときに銀行がつぶれると大変だと公的資金を入れるのはバランスシートが大きくて影響が大きいってだけじゃなくこの決済性の取引が棄損されることによって経済活動が大きく阻害されるからです。 基本的にバリュエーションは銀行株ではほぼ効きません。それは銀行の資本・収益構造の問題で、他産業とは全く違う構造だからです☆

ThanksImg質問者からのお礼コメント

非常によく理解できました。ありがとうございました!

お礼日時:9/24 18:09

その他の回答(4件)

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国債や預金の場合、保有しているだけで、その金利は、必ず払われます。 しかし、株の場合の配当は、今年限りの可能性があるのですよ。 今年だけ6%の配当利回りでも、来年以降はゼロかもしれません(そうなると株価も大暴落のダブルパンチです)。 株の配当利回りと、国債などの利回りを同一視してはいけません。 配当利回りが高いということは、減配あるいは株価の下落を投資家は予測していて、6%程度なら、そのリスクを織り込んだとみているということです。

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前回の武田同様、一般論での回答ですが「貸倒引当金」がどの程度かしばらく様子見をしていて、中小や個人向けの焦げ付きが想定の範囲内であれば買いが入ります。 昔、みずほがBIS基準を維持するために大規模な増資をしてダイリューションが起きたので警戒しています。 またここ10年でセブン、イオン、ローソンなどが次々と銀行業に進出してリテールを侵食しているのも嫌気されています。

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業績が悪いからと言うのもあるけど。 買いたい人より売りたい人が多いだけね

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公定歩合が上がらない以上、収益環境が良くなることは考えられないからです。 つまり構造不況業種で、日本だけでなく、 世界的に銀行株は振るいません。

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