缶スプレーのパーツクリーナー等で脱脂を行うと塗装は大抵失敗しますよ。 ガスによる噴射の際に気化潜熱により表面に結露が発生して薄い水の膜が出来るみたいです。またその水分のせいで意外と完全に油分を流しきれていない事も有ります。じっくりゆっくり噴射しその後すぐに乾燥窯で表面温度を上げるとかすれば良いかも知れません。しかし溶剤の成分的にシリコンオフより強い事が多いようでプラサフを溶かしてしまう事も。 シリコンオフ(ソルベント)は揮発速度もそれ程早くなく結露は起きませんがその替わり拭き上げに使用するクロスに注意が必要です。一般の綿や化繊のクロスを使用すると毛羽立ちが残ったり静電気が発生して塗装するとムラになったり。専用クロスの購入＆使用をお勧めします。