割合は、2つの量を比べたときに、片方の量はもう一方の量の何倍になっているかを表したものです。
↓
例えば10円は5円の【2倍】になりますが、これを百分率では【200%】と表す約束になっています。
また逆に、5円は10円の【1/2(0.5)倍】になりますが、これを百分率では【50%】と表す約束になっています。
↓
[約束になっている。]と書いていますが、その理由は2つの量を比べるて百分率で表すときに[もう一方の量を必ず100%とすることになっている]からです。
そこで、
◆「5万円の20%はいくらか?」を求めるときに、[5万円が100%]なので、20%は100%の内の[20/100=0.2(倍)]になるので、式は
↓
5万円×0.2=1万円
答え:1万円
◆「80%引きで900円の場合元の値段はいくら?」をもとめるときに、割引をしないときの元の値段の割合は100%なので、これから80%を引くと20%になります。
そこで、問題は「元の値段の20%で売ったときに900円になる商品の、元の値段はいくらか?」と読み替えることができます。
↓
元の値段を☐円とすると、前の問題と同じような考え方で次のような式になります。
☐×20/100=900
☐×0.2=900
ここで、例えば ☐×2=10のとき、☐は10÷2=5と求めるので、
☐×0.2=900の式で□を求めるときは
☐=900÷0.2=4,500
答え:4,500円
こんな感じになりそうです。