有ります。
138億年前、ビッグバンから宇宙は創造されました。
最初はピンポン玉のように小さな固まりに過ぎなかったたった1点から、膨張を始めたのです。
それがだんだん広がって、現宇宙となりました。
ここで、観測可能な宇宙と、観測できない宇宙と2つに分けられますが、観測可能とは、人間がなんとか計算してその距離を推し量ることので切る範囲を指し、観測不可能な宇宙とは、計算してもその距離を推し量ることが不可能な領域を指します。
要は、光が1年間で進む距離を1光年としますと、138億年前にビッグバンから始まったわけですから、たとえ地球が宇宙の中心であっても、138億後年より、長い距離は存在しないことになりますよね?
でも、実際はそうじゃない。
宇宙の膨張スピードは光より早いのですと結論付けるしかないのです。
なのですが、観測可能な宇宙の中に既に、宇宙空間の壁は有るのです。
宇宙の壁は、ここ地球から案外近く、シカゴ大学の研究では20億光年で宇宙の壁に到着できるようです。つまり、地球は宇宙の中心よりかなり外れて、宇宙の壁に近いところに存在しているという結論になります。
『宇宙は無限』という方の知識は単に、『大きい数字を理解できない』というだけです。
例えば、『海は広大で、無限に続いている』という台詞がありますけれど、無下にじゃないですよね❗(笑)
東京湾からは東へ行くと千葉にぶつかりますので、千葉の東端、犬吠埼から東へ進みます。
100m進んだって観測できます。
200m進んでも観測できます。
300,400,
1000m(=1km)くらいなら、望遠鏡を使わずとも、肉眼で観測できます。
更にもっともっと東進するとどうなりますか?
肉眼で見えなくなります。望遠鏡を使えば観測できますね。1km,2km,3km,ならまだ観測可能です。
10km,20km,30kmですと、観測不可能です。100km,200km,まで行くと、『無限の海に迷い込んだ。』の表現が合うことになりますよね。
100km,200km,先は見えません。1000km,2000km先まで行くと、どうなりますか?
・・・・でも、4000kmも泳ぐと、アメリカ大陸が見えてきます。
つまり、海でさえ無限ではないのです。
ここで言葉の意味を。(笑)
『無限』とは、限りがないことです。
大きな数をご存じですよね?
一、十、百年
、千、万から4桁飛ばしに、億、兆、京、垓、序、穰、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数と。
これが限度ては決してありません。
10無量大数✖️10無量大数=100✖️10の136乗となるからです。
指数表記をしないと表すことができないだけで、無限ではないのです。
更に更に、もっと大きく数を膨らませても、計算可能な限り、無限ではないのです。
計算が不可になるくらいです。
1➗0=∞(無限大)です。
おまけですけど、『無限』というのは、数学的に、実数ではないのです。