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2020/11/12 20:35

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2級簿記について質問

回答(1件)

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P社がS社の80%取得で、PがSに商品を売上総利益率20%で販売していて、Sは前期末に3,000円、当期末に5,000円分の商品を外部に販売せず残っているとします。 まず、当期末分について。 Sの個別では繰越商品5,000/仕入5,000 の仕訳をいれて繰越します。 しかし、この商品5,000円というのは売上総利益率20%でPがSに販売したもので、Pの1,000円分(5,000×20%)利益が加算されています。 連結ではPとS合わせて1つのグループとして考えるので、内部での取引に利益が加算されてはいけません。 そこで、Pが外部から仕入れてSに販売しSに期末在庫として残る、という取引を、PとSのグループが外部から仕入れてグループに期末在庫として残る、というふうに捉えます。ですから、在庫を繰越す仕訳は外部から仕入れた価格で行います。 よって5,000円からPが加算した1,000円分の利益を引いた4,000円が外部から仕入れた価格なので、連結としては繰越商品4,000/仕入4,000としなければなりません。 で、Sが個別でした仕訳と連結であるべき仕訳の差額の連結修正仕訳で修正してあげます。よって連結修正仕訳は仕入1,000/繰越商品1,000となります。 それで、連結財務諸表では科目の集約化が図られるので、仕入は売上原価、繰越商品は商品として、売上原価1,000/商品1,000が完成形の連結修正仕訳となります。 この1,000円分がPの未実現利益と言われ、外部に販売していたら1,000円分の利益を得られる(=利益の実現)が、子会社に販売したので実現せずに残っている、という意味です。 次に前期末分について。 先ほどと同じように、前期末には3,000×20%で売上原価600/商品600 という連結修正仕訳が入っています。 しかし、連結修正仕訳は毎年行うので、過年度に行った連結修正仕訳は当期の財務諸表に反映されていないため、再度仕訳を行います。過年度の損益項目は全て利益剰余金当期首残高で処理します。(損益項目はPLを通して最終的にすべて利益剰余金にたどり着くから。) よって利益剰余金当期首残高600/商品600……①という連結修正仕訳を入れます。 さらに前期末に売れ残っていた3,000円分は当然に当期中に外部へと販売されますから、3,000円に含まれる未実現利益600円が実現します。 だから、前期末の売上原価600/商品600を反対仕訳で取り消して商品600/売上原価600……②という連結修正仕訳を行います。 よって最終的な連結修正仕訳は①と②を足して、利益剰余金当期首残高600/売上原価600が完成形の連結修正仕訳です。 もう一度確認すると①が前期末の再実施、②が前期末未実現利益の実現、です。 ここまで長々と書きましたが、連結修正仕訳は「個別での仕訳」を「連結上あるべき仕訳」に修正するための仕訳であることを意識すればわかりやすいと思います!説明不足で分からないところがあれば聞いてください!!

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質問者

2020/11/14 16:10

当期に実現されるというわけですね…なるほど! アップストリームも同じ事がいえますか? 科目の集約化ということでは 連結では他にありますか?