テスト範囲なのですが、答えがなく、答え合わせができないので、わかる方、わかる範囲で大丈夫なので教えてください。 インコタームズに関するマルバツ問題です。 1. 売主が，指定された港で買主が手配した船舶の船上で買主に物品を引き渡す契約には，FOBが適している。 2. 売主が売主の施設で物品を買主の処分に委ねたときに，引き渡しが完了する契約には，EXWが適している。 3. 売主が，売主の施設以外の場所で買主が手配した運送人に物品を引き渡した時に，売主の義務が終了する契約には，FCAが適している。 4. EXWでは，輸出地の工場や倉庫等で貨物を引渡し，輸出通関は売主の義務となっている。 5. インコタームズの2000年版までのFOBでは，貨物が本船の手すりを通過したときに費用負担と危険負担が売主から買主に移転すると定められていたが，2010年の改訂で，買主によって指定された本船の船上に貨物が置かれたとき，またはそのような状態の貨物を調達したときに，貨物の費用負担と危険負担が売主から買主に移転するように変更された 6. FOBでは，買主が貨物海上保険を付けることになるが，本船名，船積日などの保険会社への通知は船積み後となるため，予め保険会社と契約をしておき，貨物が無保険状態となることを避けることができる。これを輸出FOB保険と呼ぶ。 7. CIF KOBEで売買契約した場合，保険証券は神戸で発行される。 8. CIFの場合，売主は，運送証券，海上保険証券を買主に提供しなければならないが，インコタームズでは，運送証券には航空運送状も含まれると規定している。この条件では，売主が保険契約を締結し，FPA条件またはICC（C）の保険料を負担することも規定されている。 9. CIF売買の下では，売主が付保することになっており，被保険者（保険金を受け取る者）は売主であるから，たとえ船積み後に損害が発生しても保険金を請求できるのは売主である。 10. CIF売主によって指定された運送人が，指示された期限内に輸出港で貨物を船積みする用意が出来なかった。そのために発生した追加保管料等は売主の負担となる。 11. CFR契約をした買主は，物品が売主によって運送人に引き渡された時から，物品の滅失または損傷の一切の危険を負担しなければならない｡ 12. CIF売買では，海上貨物保険における保険金額は，売買契約で特に定めがない場合には，貨物のCIF価格の110％とすることになっている。 13. CIPでは，合意された引渡場所において売主が手配した運送人に貨物を引渡した時に，売主から買主に危険負担が移転し，輸入地までの運賃は売主が負担する。これは，コンテナ貨物のように内陸・港湾施設などで受渡しされる貨物や航空貨物のように空港で受渡しされる貨物の取引に適している。 14. FCA，CIP，CPTの３条件はコンテナ取引条件と呼ばれ，物品が運送人に引き渡された時に売主による引渡しが完了し，そのときに危険が買主に移転する。また，複合運送を含む，あらゆる輸送手段での取引に適しており，傭船契約に基づき輸送される原油，穀物，石炭などのバラ積み貨物の売買でも利用されている。 15. CIP契約をした売主は，協会貨物約款または同種の約款の最小担保の保険条件で付保しなければならない。CIPでは，売主の危険負担は，運送人に貨物が引き渡された時点までで，輸入地までの輸送費と保険料は買主負担である。 16. DDPでは，輸入地の工場や倉庫等で貨物を引渡し，輸入通関は買主の義務となっている。 17. 大阪の売主は，北京の買主とDDPで売買契約を締結した。貨物は，本船から荷卸作業中に潰れてしまった。売主は，売買契約上，買主に対して改めて商品を準備して引渡す必要がある。 18. CIFで売買契約が締結されたが，保険条件について特に取り決めていなかったので，売主は，戦争危険，ストライキ危険については付保しなかった。航海中に船舶が海賊に襲われ積荷を奪われてしまった。売主は，売買契約上，改めて商品を準備して引渡す必要はない。 19. FOB売買の下で，売主が輸出FOB保険を付保していれば，船積前に損害が発生すれば，買主は保険金を受取ることができる。 20. CIPは，コンテナ貨物のように内陸・港湾施設などでの受け渡しや航空貨物のように空港で受け渡しされる貨物の取引に適している。この条件では，売主は輸送中の貨物の滅失や損傷に対して保険を手配する義務がある。 21. CFRでは，売主の危険負担は，本船上に貨物が置かれた時点までで，輸入地までの輸送費のみ買主負担で，売主は輸送中の貨物の滅失や損傷に対して保険を手配する義務はない。 よろしくお願い致します。