こんばんわ。都内でマンション経営をしている者です。 １）家賃が安い物件でありがちなことは、大家がかなり高齢化していることです。例えば50歳の時に建てた賃貸マンションが30年経つと大家は80歳になってますので、もうあまりお金を稼ぐ必要が無かったり、周辺相場の情報に疎くなったり、息子や娘が積極的に賃貸業をサポートしていなかったり、などであまり賃料への執着よりも、安定して賃料収入が入ってくることを優先して、あまり変えなくなることはよくあります。 ２）私も大家ですが、必要以上に高い年収があってもかえって周りの住民とのバランスが取れなくなったり、傲慢なクレーマーであったりすることもあるので、年収基準をクリアしてる場合は、身元の確かさや人柄（誠実で温厚な方かどうか）を重視しますので、不動産屋さんには丁寧に接しておかれると良いと思います。（大家は不動産屋に賃借人の人柄を確認しますので、何人か候補者がいる時は、勤務先や人柄を確認して決めるのが普通です。） ３）預金の残高証明は一時的なものなので、それが審査で効果があるかどうか疑問ですが、保証のタイプが、保証会社か、連帯保証人かによってもかわるかと思います。既に保証会社の審査を通っている場合は、残高証明も意味はありませんし、連帯保証人を取る場合は、連帯保証人の職業も含めて他の候補者と比較される可能性がありますので、こればかりは運とも言えます。 不動産会社の方に丁寧に接しておくことが最大の方法かと思います。私も自分の物件に「どうしても住みたい」という賃借人の方がいらしても、保証会社の審査をはすすること、ご職業、家族構成で審査を決めますので、年収や金融資産だけで決める訳ではありません。（SNSやネットでお名前が出ている人はそのような情報もチェックしております。） 以上、ご参考になれば幸いです。