クレー射撃用の上下二連銃にはありますよ。
狩猟やホームディフェンス用の、ポンプアクションや自動式の散弾銃は左右どちらでも使えるように左右対称になっていますが、クレー射撃用の場合は銃床自体が銃身の延長線上より構えた時外側の方向にほんの少し曲げてあります。
これをキャストオフ(キャストイン)と言います。
また、バットプレートも垂直ではなく、下側が外に出ています。
また、銃を解放する(折る)ためのトップレバーの操作方向も、右利き用と左利き用で逆に作られています。
ちなみに、一部の自動式散弾銃などでも、銃床にキャストをつけるためのシムが付属しているものがあります。
機関部と銃床を組み立てるときに、左右で微妙に厚みの差があるシムを挟むことで、銃床にキャストがつけられます。
銃自体は左右兼用でも、セッティングで右利き用、左利き用になるわけです。
あとは、ライフル銃にも左右ありますね。