現在、新型コロナによる休業、時短で月収入が著しく減った場合、標準報酬月額の特例改定ができます。本人の同意を得たうえで、会社が提出します。会社は同意した雇用者についてのみ提出することになります。つまり会社丸ごと提出する、しないではなく、個人ごとに判断することになります。
標準報酬月額が減るということは保険料が減るという事だけではなく、将来の年金が減ることになり、またもっと近くは傷病手当金や出産手当金を受給する人はその金額も減ることになります。従って本人の同意が必須とされています。
「正直者が損をしない ルール作りを求めたい!」
上の様に標準報酬月額を下げることが不利と考える人もいるので、強制的に下げさせるという事はあり得ません。
どうして社会保険料を多く納付することを”損”だと決めつけるのでしょうか。
知恵袋でも会社から下げることに同意するかどうか訊かれたが、どうしたら良いかという質問を何件か見ていますが、私は「保険料を納付するのが無理でなければ同意せずにそのままの方が良い」と回答しています。
あなたが下げてもらいたいと考えるのであれば、勤務先にそのように希望を伝えたらどうでしょう。あなただけ下げるという事が可能です。会社も会社負担分が同じだけ減るので嬉しいはずです。