こういった種類の質問は、ほとんどの場合
実際に使っているソフトの名前は秘匿した質問ばかりが多いので
解決方法について、第三者が考えることはほとんどできません。
結局、秘匿することで、質問者がぶつかった壁を
回答者が再度ぶつかって妥協案を上げていくしか無いわけで
紹介されるWindows 7搭載パソコンが、割高に見えても
それは単に、サポート切れのOSを使うという特殊な運用のために
妥当なコストということでしかありません。
既出の例を見ると、H110チップセットやLGA1151ソケットで
PCIやシリアルポートも搭載した製品だったりして
2015年からWindows 7サポート終了までの当時の水準のものを
未だ売っていることがわかりますし
また、業務用として、一般的な仕様のM/Bでもありません。
ですから、短期間に大量に売れる製品でもなく、量産効果が低く
また、想定する期間供給を続けるために
特別な契約を結んで生産されているはずですから
ことさらにコストがかかっています。
性能価格比を考えれば2016年ころに、サポート切れ前に
Windows 7対応製品を予備まで買っておくのがお買い得だったはずですが
今となっては、当時の性能のものを
割高価格で買うしかなくなっています。
すでにintelがH110チップセットやLGA1151のCPUを
通常製造を続けているということは無いでしょうから
10年かけて売り切れないくらいの在庫を仕入れて、倉庫費用を負担し
売れ残って廃棄になっても、赤字にならない価格で売っているわけです。
場合によっては、単に使っているソフトをバージョンアップしたり
代替ソフトを探して以降してしまうほうが
よっぽど合理的な解決方法になることもあるはずですが
質問者が秘匿すれば、第三者にはそういうアドバイスができません。
結局、割高な買い物をするか
中古品で解決するかのどちらかしかなくなります。
現在の性能水準のものは、対応していないのでしかたありません。
強いて言えば、現行のOSをホストOSとして
仮想マシン上でWindows 7を動かすという考え方もありますが
これも、対象のソフトが秘匿されているのでは
仮想マシンで問題がおきないかどうか、誰もわかりません。
自分で買ってみて、検証してみて、だめだったら
結局、割高の旧スペック品を買い直すという流れになります。
うまく動く見込みがあるとしても、Windows 10代もかかり割高感です。
ホストOSをLinux系の軽量OSで済ませる手もあるといえばありますが
Linux対応を謳ったPCはあまり売られていないので
自分で検証する必要も出てくるかもしれません。
ちなみに、私が先日4万弱でCPU,M/B,メモリーの三点を買い替えて
再構築したPCは、i5-10400をB460チップセット、2020年のもので
Passmarkスコアは、H110採用のハイエンドを上回るようです。
(H110では第七世代i7までっぽい)
H110,Pentiumの10万円のパソコンより大幅に速くお買い得で
テスト動作段階で、無料のUbuntu 20.04LTSで普通に動いているので
仮想マシン上で動くソフトは普通に動くはずです。
現行か、1,2年前のものを使うのがコストパフォーマンスはよくなります。
結局は、Microsoftは発売年のうちに
Windows 7のサポート終了のだいたいの時期は発表しているわけですから
それに合わせた計画を立てて、条件がいいうちに対応していかないと
時期を逃せばそれだけ対応コストは増加していきます。
今7から10への移行ノウハウを持っている業者も多いはずですが
あと2,3年も経てば、現場の人員が変わっていくことで
そういったノウハウが失われて、移行もなにも
0から構築せざるを得なくなるかもしれません。
場合によっては、最初っからLinux系OSをベースに
OSSで構築していくほうが、柔軟に移行していけるかもしれません。
対象のソフトが秘匿されている限り
はっきりとしたことは第三者には言えませんが