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音大を目指す人っていうことは、中学生か高校生だね。 基本的には普通に学校に通います。部活は音楽系が多いですね。 中学生ならみんなと同じように部活をやるから、家に帰ってからの練習時間の確保が難しいです。高校生ならテキトーに部活をやればいいけど、登下校に時間がかかるから、やっぱり練習時間の確保が難しいです。 要するに、音大を目指す人にとって一番大きな問題は、日ごろの練習時間の確保ってことです。 練習するのは・・・・ 練習曲は「ハノン」「バッハ」「ツェルニー」などです。 楽曲はモーツァルトやベートーヴェンやショパンなどの曲です。 1週間に1回レッスンがあって、たいてい4冊の楽譜を持っていきます。当然、それぞれの課題を毎週やっていきます。限られた時間に全部の練習をしないといけないからタイヘンです。 それと、1回目のレッスンは譜読み程度でもOKだけど、2回目も譜読み止まりだとド叱られます。2回目はテンポを上げて、ちゃんとできていれば3回目は暗譜で通して弾きます。 練習曲だと2~3週間で1曲合格しないとキケンです。 自分のレベルより少し難易度の高い楽曲(例えばベートーヴェンのソナタなど)は2~3か月で仕上げます。当然、暗譜です。 具体的な練習は、できない所をできるようにするしかないです。 そのためには、部分練習が中心で、片手ずつの練習や付点や三連符のリズム練習もやります。 音大を目指してる人はピアノのレッスンだけじゃなくて、声楽とソルフェージュのレッスンも通います。高校生だと1週間にピアノと声楽とソルフェージュの3種類のレッスンに通わなくてはなりません。限られた時間にすべてをこなすには精神的な負担と時間的な負担が大きいし、交通費やレッスン代金もかかります。
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