渡瀬希美（旧P.N「かえんぐるま」）の「薬師」。 高校生「瑠璃広吾妻（るりこう・あづま）」は神界から降臨した神・ヤクシの媒体（やど）に選ばれる。 ヤクシ曰く、神が現世で活動するためには価値観の近い人間の協力が不可欠であり、事件に巻き込まれた吾妻の生命をヤクシが支えているという理由もあって協力を余儀なくされる。 ヤクシの目的、それは人間の心の闇から発生し犯罪に駆り立てることもある存在「憑鬼（ひょうき）」を退治すること。 「ヴァイ・シャージ・ヤブル」と呪文を唱えることで神であるヤクシと一体化した吾妻は闘いの日々を送ることになるが、片思いのクラスメイトがヤクシとなった自分に好意を寄せてしまうなど、奇妙な人間関係に悩むこととなる。