銀魂の映画を見に行くのですが、
銀魂の映画を見に行くのですが、 今まで面白シーンとかしか見たことなくて銀魂がどういうアニメかあまり知りません。 銀魂ガチ勢の方これだけは知っとけって知識教えてください。
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ベストアンサー
最低でも 将軍暗殺篇 銀ノ魂篇 は知っていた方がいいです。 この映画の一連のストーリーとして 紅桜篇(新訳紅桜篇) 一国傾城篇 将軍暗殺篇 さらば真選組篇 洛陽決戦篇 銀ノ魂篇 銀魂ファイナル に繋がってるので。 最低知っておかないとならないのは松下村塾の松陽先生の事と、銀さんと高杉の関係。10年前の攘夷戦争時代の顛末。などです。 まず銀さん、高杉、桂は松下村塾の同門で子供の頃からの幼馴染です。 特に銀さんと高杉は根っこがよく似ているので喧嘩ばかりしていたライバルでしたが、それゆえに誰よりも互いのことを理解しあってもいました。 この二人の悪ガキぶりを、いつも尻拭いしてたのは桂でした。 先生が幕府の命令(実際は天道衆の)で捕縛されて、その先生を取り戻す為に、銀さん、高杉、桂は攘夷志士になりました。そんな戦争中、仲間になったのが辰馬です。 戦争は幕府が天道衆に迎合した事で攘夷志士達は不利になり、敗北したのですが、奈落の朧(本当は彼が松下村塾の一番弟子です)に高杉、桂は捕縛され銀さんもまた、とらえられます。 天道衆は、銀さんに松陽先生の首を切って、仲間達を救うか、高杉と桂を殺して先生を助けるか、どちらかを選べと選択させられます。 銀さんは、先生が自分自身より、弟子達を何より守りかったのを知っていた為、先生の首をはねる事を選択。 高杉は激昂しますが、彼の左目が最後に見たものは、虚な顔をして涙を流す銀さんの姿でした。そして左目は朧に潰されて、隻眼となります。 攘夷戦争は終わり、彼らは皆袂を分かちます。 二度と道は交わらないと思って。 銀さんは、先生を守れかった事、高杉との約束、自分に何かあった時は先生を頼むという約束を守れなかった。 高杉は、先生の事もですけど、自分が囚われたせいで、友である銀さんに親代わりであった、先生を斬らせてしまった事が何より辛い事でした。 彼らが憎んだのも許せなかったのも、何も守れなかった、己自身でした。 その後10年の月日が流れた時代が本編の銀魂です。 松陽先生の正体は地球の生命のエネルギー、龍脈(アルタナ)が人の形をとった、変異体。地球の生命の力の化身です。その為、1000年の歳月不老不死でした。死んでも地球の力で蘇る。人間に迫害され何度も生まれて死に、を、繰り返してきた。 死ぬたびに人格は新しくなり名は虚といいます。 そんな多くの虚の中、たった一人虚である事を拒んだ人格が松陽先生でした。 奪うだけの自分でも人に何か与えられるのではないか?と信じて。 松下村塾を作り、弟子達に多くの事を与え、与えられて、その絆が先生に人間と言う生き物の強さや愛おしさを教えてくれました。 先生の死後、全てを終焉させる為の最後の虚が蘇ります。 これが銀魂のラスボスであり、地球がある限り虚は死ねないので、地球を滅ぼす、という人格。 冷酷で命に何の価値も見出してはおらず、別人格であった松陽先生の事もその弟子達の事も無駄な足掻きをする諦めの悪い愚か者達と見下してる人格です。 銀ノ魂篇で、殆どの銀魂キャラが宇宙と地球に分かれてこの虚を追い詰めて倒しますが、虚は龍脈から生まれた存在の為、2年後赤子となり復活します。 それを予期してた銀さんは万事屋を解散させ、旅をしてました。 その赤子はすぐ幼児になり松陽先生と思われる人格を宿してました。 しかし、奈落の残党に幼児は奪われます。その子は、虚の心臓部のコアを銀さんに託します。 そのあと、松下村塾で、高杉と再会。 天道衆の残党が虚を血を使い、完全な不老不死の実験を続けてる事を告げられます。 高杉の肉体は色々理由があり、仮初の不死体になっていますが、不完全な為、常人よりも肉体の朽ちるスピードは早く、いつ亡くなってもおかしくないほど、衰弱をしてました。 銀さんの苦しみ、迷いを察した高杉に銀さんは、もう十分、先生とお前は苦しんだ。あの時助けれなかったものを今度こそ取り戻しにいこうぜ、と言われます。 そして、全てを把握していた、桂と合流して松下村塾の弟子達は再び、一つの道へ、決戦の地、ターミナルに向かいます。 一方解散をしていた万事屋ですが、新八と神楽の元には、これまで、万事屋と深い絆を育んだ仲間たちが結集。 今度は私たちが、あなた達の願いを叶える番。 私たちが貴方達の万事屋よ、と。 彼らもターミナルへ向かいます。 ここまでが、映画までの簡潔なストーリーです。
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