以下の東京新聞社会面の記事を読んで、下の質問にお答え下さい。
以下の東京新聞社会面の記事を読んで、下の質問にお答え下さい。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/80703?rct=national (東京新聞社会面 <ふくしまの10年・イチエフあの時 続く苦闘編>(11)初の死亡事故 対応遅く) 『二〇一四年三月二十八日、東京電力福島第一原発(イチエフ)の事故収束作業で、初の死亡事故が起きた。廃棄物を貯蔵する建屋の基礎の補修作業のため、深さ二メートルほどの穴に潜っていた男性作業員一人が、崩れてきた土砂やコンクリートの下敷きになった。 男性は、十二分後に他の作業員に助け出され、原発内の医務室に運ばれたが意識はなかった。原発事故で設備の整った病院は閉鎖中。救急車を呼んでも、通常三十分ほどかかった。救急車で南へ六十三キロ走り、福島県いわき市の病院に運ばれたが助からなかった。 以前から、作業員の間では「イチエフで事故が起きたり、急病になったりしたら助からない」と危ぶむ声が出ており、現実のものになった。 対応の遅さが目立った。医務室に連絡が入ったのは事故発生の十三分後で、男性が医務室に運ばれ診察を受けたのは三十七分後。東電が双葉消防本部に救急車の要請をしたのは五十分後。いわき市の病院に着いたのは一時間五十分後だった。 作業員からは「医務室に運ぶにも、必ず近くに車があるわけじゃなく時間がかかる。命に関わる問題。救急車の常駐や、ドクターヘリが離着陸できるようにしてほしい」と切実な訴えが上がった。 福島第一にヘリポートができたのは、三年後の一七年五月になってからだった。』 ① 『二〇一四年三月二十八日、東京電力福島第一原発(イチエフ)の事故収束作業で、初の死亡事故が起きた。廃棄物を貯蔵する建屋の基礎の補修作業のため、深さ二メートルほどの穴に潜っていた男性作業員一人が、崩れてきた土砂やコンクリートの下敷きになった。』とは、当然に労災認定に成るんじゃないでしょうか? ② 『男性は、十二分後に他の作業員に助け出され、原発内の医務室に運ばれたが意識はなかった。原発事故で設備の整った病院は閉鎖中。救急車を呼んでも、通常三十分ほどかかった。救急車で南へ六十三キロ走り、福島県いわき市の病院に運ばれたが助からなかった。』とは、63キロメートルも離れたいわき市の病院では遠過ぎたんじゃないでしょうか? ③ 『以前から、作業員の間では「イチエフで事故が起きたり、急病になったりしたら助からない」と危ぶむ声が出ており、現実のものになった。』とは、作業員の間では『想定内』の事だったのですね? ④ 『対応の遅さが目立った。医務室に連絡が入ったのは事故発生の十三分後で、男性が医務室に運ばれ診察を受けたのは三十七分後。東電が双葉消防本部に救急車の要請をしたのは五十分後。いわき市の病院に着いたのは一時間五十分後だった。』とは、こんな事をして作業員の助かる命を落とさせたのでしょうか? ⑤ 『作業員からは「医務室に運ぶにも、必ず近くに車があるわけじゃなく時間がかかる。命に関わる問題。救急車の常駐や、ドクターヘリが離着陸できるようにしてほしい」と切実な訴えが上がった。福島第一にヘリポートができたのは、三年後の一七年五月になってからだった。』とは、緊急事態が起きても3年間も放置し続けたのですよね?
ベストアンサー
① 2014年3月28日、東京電力福島第一原子力発電所の事故収束作業で、初の死亡事故が起きたのであります。 放射性廃棄物を貯蔵する建屋の基礎の補修作業のため、深さ2mほどの穴に潜っていた男性作業員1人が、崩れてきた土砂やコンクリートの下敷きに成ったのであり、此れは当然に労災認定が下りると断言出来るのであります。 ② 男性は、12分後に他の作業員に助け出され、原発内の医務室に運ばれたが意識は無かったのであり、原発事故で設備の整った病院は閉鎖中だったのであります。 救急車を呼んでも、通常30分ほど掛かり救急車で南へ63km走り、福島県いわき市の病院に運ばれたが助から無かったとは、63キロメートルも離れたいわき市の病院では当然に遠過ぎたのであり、発災から3年以上を経た時点でも医療体制は崩壊したままで在ったと言う事であります。 ③ 以前から、作業員の間では『福島第一原子力発電所で事故が起きたり、急病になったりしたら助からない』と危ぶむ声が出ており、現実のものになったとは、東京電力では【想定外】にしたいモノの、作業員の間では【想定内】の事だった訳であります。 ④ 対応の遅さが目立ったのであり、医務室に連絡が入ったのは事故発生の13分後で、男性が医務室に運ばれ診察を受けたのは37分後。東電が双葉消防本部に救急車の要請をしたのは50分後で、いわき市の病院に着いたのは1時間50分後だったとは、こんな事をして作業員の助かる命を落とさせたのであります。 ⑤ 作業員からは『医務室に運ぶにも、必ず近くに車があるわけじゃなく時間がかかる。命に関わる問題。救急車の常駐や、ドクターヘリが離着陸できるようにしてほしい』と切実な訴えが上がったのであります。 福島第一原子力発電所にヘリポートが出来たのは、3年後の2017年5月に成ってからとは、緊急事態が起きても3年間も放置し続けたのであります。 何れに致しましても、東京電力ホールディングスの対応は故意が否かは別としても、対応は遅く後手後手に回った感があり、2014年3月28日の悲劇を繰り返す恐れが有り、こんな会社に原子力発電所を保有・稼働させる資格は一切無いのであります。
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質問者からのお礼コメント
回答ありがとうございます。
お礼日時:1/23 20:24